ローマのスタートの部分, 王政のもとでローマの最初の国の形ができていったところの話. ローマで徐々に秩序が整い, 敵をも組み入れつつ国が大きくなっていくところが興味深い
昔, ローマへ行ったときにクイリナーレというホテルに泊まったのだが, 「クイリナーレ」という 地名がローマの初期から存在していたことを知ったのは, 本書からでした. 今, 「ローマ人の物語」の 終わりのほうを読みつつ, 一方で最初から読み直していきます
ローマのスタートの部分, 王政のもとでローマの最初の国の形ができていったところの話. ローマで徐々に秩序が整い, 敵をも組み入れつつ国が大きくなっていくところが興味深い
昔, ローマへ行ったときにクイリナーレというホテルに泊まったのだが, 「クイリナーレ」という 地名がローマの初期から存在していたことを知ったのは, 本書からでした. 今, 「ローマ人の物語」の 終わりのほうを読みつつ, 一方で最初から読み直していきます
「大局観」というタイトルだが, 1 冊まるまる「大局観」ではなく, 将棋という勝負の世界に 身を置く羽生さんのいくつかの思いや考えが述べられている. リスクや情報, 運についての 考え方が興味深い
将棋の戦法も日々進化し, また従来とは違う方法で腕を磨いてきた若者も活躍している. そういう人々と同じ土俵で戦って勝つためには, どんなにベテランであっても将棋の研究を 怠らず, リスクを取って戦い, 成長を目指さなければならない. 言われてみれば 当たり前かもしれないが, 将棋一筋でそれを実践してきた羽生さんの言葉だから 重みを感じた
また羽生さんの興味・関心の幅の広さにも驚く. 多分, 「将棋とは何か」を常に考えていて, 得られた仮説を検証するために異分野の勉強もしているのだと思う
ビリヤードが好きな大家さんが管理する「てふてふ荘」は格安のアパートだが, どの部屋にも 地縛霊がいて, 住人は地縛霊と一緒に暮らしている. 生き生きとした地縛霊たちが住民と生活し, それに よって住民たちも徐々に変化していく様からは, 生きる力を与えられるような気がした
いろんな地縛霊がいるのだが, 励まされたという観点で 3 号室の石黒が私にとっては ベストかな? 私も乙 4 持ってるし :-)
「世にも奇妙な物語」あたりで実写化してくれたら面白いかも
今, 読んでいる羽生さんの「大局観」 (角川 One テーマ 21) に, 集中力を高める トレーニングとして, 何も考えない時間を持つということが挙げられていた. 確かに, 仕事と 関係ないことをしているときに, いいアイデアがふっと出てきたりすることがあったりする ので, なるほどなと思った
「仕事のことを考えない」方法は, 大きく 2 つあると思う. 1 つは, 他のことで頭を一杯に してしまうこと. もう 1 つは, 本当に何も考えないこと
例えば気分転換に体を動かす場合は, 前者に相当する. 走っていて疲れてくると, 「疲れた」 ということが頭の中で一杯になって, 仕事のことを考える余裕がなくなる. 雑念を払うという 目的で荒行に励むというのも, 考え方としては同じだと思う. しかしこの場合は, 仕事のことは 考えていないとはいえ, 別の何かが頭を占有していて, 新しいアイデアが思いつく余裕が 少ないのかもしれない
もう一方の「何も考えない」は, 荒行に対する座禅の考え方だ. 本当に頭を空っぽにする. 新しいアイデアが入ってくる余地があるが, 雑念が入ってくる余地もある. 難しいけど, こっちにも こっちなりの効果が期待できるんじゃないかと, 最近思っている
この秋は, 何も考えない時間をもつことを心掛けてみる
食堂の席取りが, 囲碁に似ているなと感じた話
昼食時, 職場の同僚数名で食堂へ行く. 一緒に食べるメンバは 5 ~ 6 人なのだが, 同じ タイミングで職場を出られないときもあり, その場合は, 例えば 2 ~ 3 人が先へ行って, 残りは 遅れてくるという感じになる
先に行った人は, 一応は全員が座れそうな場所を確保するのだが, あからさまに荷物などを 置いて席取りするのもマナー違反なので, ちょっと工夫する
例えば窓際に 2 × 3 = 6 人掛けのテーブルが空いていたとして, 先に行った 2 人が 窓際に座るとすると, 残りの 4 席は多分空いているように見えるだろう. もし仮に, 先に行った 2 人が, 6 人掛け テーブルの中央部に座ったら, 窓側の 2 つの空席に座る人は少ないと思うから, そこは確保できる. ただし, 窓側では ないほうの 2 つの空席は, その隣のテーブルの空き状況次第では, 他の人が座ってしまうかもしれない. だからといって 窓側に 4 席の空席を作って 2 人が座ると, 4 席の空席が確保できているかは微妙な感じで, 例えば 2 人組だったら 窓際に座ってしまうかもしれない
こんな思考が, 囲碁の陣取り合戦に似ているような気がした
久しぶりの, 本や映画以外の文章でした :-p
降臨の野での事件から 11 年後, エリンは大公の命令である闘蛇村での <牙> の大量死の 謎を解明するが, そこで国に危機が迫っていることを知る. 国の力を高めるため, 王獣部隊の創設が エリンに命じられるが, エリンは別の道を考えようとする
最後のエリンの決断が, 実はイマイチ腑に落ちていない. 生き物の生を歪めたくないという エリンの考えと, 王獣を増やすというエリンの決断が矛盾するように感じる. だが, 王獣は本来は 闘蛇を食らうものということを考えれば, 条件付での王獣部隊の創設は, 王獣にとっては自然な活動 なのだろうか? (降臨の野でのリランの活躍を考えると‥)
皇帝マクシミヌス・トラクスから, 皇帝ガリエヌスまで. 東方・西方からの蛮族の侵入を 受けながら, 皇帝はめまぐるしく変わり, そんな余裕も無いのに内戦で国を消耗させたり していた時代の話. 皇帝は政治のトップであるとともに, 軍事のトップでもある. なので両方を 満足させないと皇帝の足場が崩れてしまうというのが, 皇帝の難しさだ (しかも血筋とか 正統性とかも要求されている)
エリンがイアルの子を妊娠し, 出産するまでの物語と, エサル師の学童時代の物語. 身分など, 自分ではどうしようもないことはいくつもある. でも, だからといって 生まれてこなければ良かったという生 (せい) は無く, 生まれてきて良かったと思えるか どうかは自分次第である, というメッセージが伝わってきた
最後に書いてった, 物語を書くことに対する著者の姿勢にも興味津々
特集は蟲と天変地異. 後者に関しては, 鯰絵の描かれ方の変遷の解説が興味深い
荒俣宏と恩田陸の小説がスタート. 恩田陸の話は, 今回はエピソードのみで, その背後の事情などはまだ 描かれていない. 今後の楽しみということで
みうらじゅんの「飛び出し坊や」は, 「それは『怪』なのか?」という疑問もあるが, 複製される際の伝達ミス というのは怪談話や妖怪話に通じるところもあるのか?
数年前, 友人に「ローマ人の物語」を借り, その当時に文庫本化されていたところまでを 読んだ. 最近「文庫本版完結」ということで書店などで本書を見掛けることが多くなり, 読書を再開しようと思ったが, どこまで読んだのかを覚えていない :-) 書店で立ち読みして, 多分ここから再開すればよいだろうと思って手にしたのが 32 巻
カラカラからアレクサンデル・セヴェルスまでを扱った 32 巻だが, この時代は 皇帝が短期間で交代し, さながら現代の日本のようである. ただし当時のローマが 現代の日本と違うのは, 皇帝が支持を失うと謀殺されてしまう点である. 政治と軍事の 両方の能力を要求されるローマの皇帝は, しんどい仕事だと思った (当たり前だ)
おたより, お待ちしています