長らく Vine Linux を使ってきた. Vine Linux 6 がリリースされたので, Ver.5.2 からアップグレードしようと したのだが, インストール自体は問題がなかったけど, X の表示がうまく いかない. xorg.conf の設定程度なら何とか対処できたかもしれないけど, 問題はロードされているモジュールとビデオカードやモニタとの相性の ようで, ドキュメントを読んでそれを解決する気力が出ない (X の 起動時のログを見ると, モニタ名などは拾えているみたいだったのだが‥)
ならば思い切って浮気をしてしまえということで, 選んだディストリビューションは, 最近良く目にする Ubuntu. これの, Ubuntu 11.04 Desktop 日本語 Rimix CD をライブモード (?) で起動したら 全く問題なかったので, そのままインストールした
インストールは, 他のディストリビューション (と言っても, 最近は Vine Linux の経験しかないが) と同様に簡単. 私の場合, 下記のように パーティションを切ってインストールされている Vine Linux に上書き するため, パーティションとマウントポイントの設定を間違えないように 注意する必要があった
/dev/sda5
; /boot/dev/sda6
; /
またブートローダは Windows Vista のものを使うため, Grub は
/dev/sda5
にインストールする必要があり, それを
明示してやらなければならない. インストール終了後に, インストールで
使用した CD で ライブモード (?) で起動し, 下記のコマンドで
ブートイメージを取得. Windows を起動して, Vista のブートローダに
追加した (
参考 ; @IT の記事)
dd if=/dev/sda5 of=ubuntu.bin bs=512 count=1
使ってみた 1st impression は極めて良好. 知っているコマンドでも apt-get install する必要がある場合はその旨が表示されるし, 危ないコマンドは sudo 経由で動いている みたいで, 大抵はパスワードを要求されたり, 親切な設計になっている
ただ私の場合はクリーンインストールをしてしまったので, キーボードやドットファイル, ブラウザのブックマークなどの設定を復旧させなければならないのが少し手間 (学生時代は それが楽しかったのだが‥
1996 年頃に Slackware からスタートした Linux ライフは, Vine Linux を経て, Ubuntu へ たどり着いた. tgz → rpm → deb と渡り歩いたことになる
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