医療分子などにより体の悪いところは病気になる前に発見されるような世界, ヒトは痛みや 苦しみを感じずに生活できるようになっていた. そのような世界に違和感を感じた女の子が, 友達 2 人と巧妙な自殺を図り, 友達 2 人は直前で発見されて一命を取りとめるが, その 女の子は亡くなってしまった. 13 年後, そんな健康な社会を揺るがす事件が起こり, WHO の 職員である死ねなかった女の子は, 事件の背後に個人的な繋がりを見つけ, 事件の解決に挑む
個人の健康が監視・維持される社会という設定は他でも見たり読んだりしたことがあったが, その技術が究極まで進化するとどうなるか? を描いた点で, この作品は他と違う要素を持つ. 健康である ことは良いとしても, それが監視される社会はやっぱり窮屈なのか?
この作者の本を読むのは初めて. 続いて他の本も読んでみようと思う
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