2010年4月30日金曜日

2 足歩行 by Phun

Phun で 2 足歩行するものを作ってみた. 危なっかしくも, それなりに歩いていけるのだが, やっぱり最後は倒れてしまう. 人間のバランス感覚は凄いなぁ~と思う瞬間である

連休を Phun で埋め尽くすわけにはいかないので, ここらへんで自制します

「美術手帖 2010 年 4 月号」 (美術出版社) 読了

特集は ディック・ブルーナで, 55 周年を迎えたミッフィー (うさこちゃん) がメイン. 昔, 天保山のサントリーミュージアムでディック・ブルーナの展覧会があったので, 彼の仕事の全体像は把握していたのだが, 彼のデザインの基礎を作ったのは膨大なポスターや本の表紙のデザイン経験であったことを再確認した. オリジナリティのベースには, 基礎の反復が必要なのだ. また翻訳権の関係で最近は「ミッフィー」から「うさこちゃん」に名前が戻ったこと, うさこちゃんのおばあさんが亡くなったり, うさこちゃんがお菓子を盗んでしまうなど現実世界に足を付けた作品も出ていること, 両親の名前が「ふわふわさん」「ふわおくさん」であることなど, 新発見もあった

私は家にうさこちゃんがあった記憶はない. でも海に行くうさこちゃんの本の表紙の絵などはどこかで見たような気がするあたりは, ディック・ブルーナのデザインの力なのだろうと思う

尺取虫 by Phun

Phun で尺取虫を作ってみた. コンパスが開いたり閉じたりする機構は簡単だったのだが, 一方向に摩擦が大きい接触面をどう作るかで少し悩んだ. 足先を工夫する方法を先に考えたのだが, 結局はシンプルに床に凹凸を付けた. 足先を丸くしたため実は引っ掛かりがあまり良くなくて, コンパスが一番広がったときの長さと, 床の段差の間隔のバランスが悪いと, 坂道は登れない (完成した後に, 坂道を登れるように足の開き幅をチューニングしている)

中学の技術の授業のときとか, 大学の機構学のときにコレがあったら, 1 日中遊んでいたかもしれない

2010年4月29日木曜日

物理演算ソフト Phun, 第一歩

最近, Phun を知った. YouTube で動画を見てると面白そうだったので, インストールして遊んでみた

歯車でスライダを動かし, その上で半球 (半円) を振動させるアニメーション. スライダの周期と半球の固有振動数がたまたま近かったので, 半球の振動は次第に増大し, そのうちスライダから落ちてしまう

水で水車を回転させ, それを使って餅つきをするアニメーション. Phun では水を粒子で表現しているようなので, 本来の水とは違って, たまに詰まり気味になったりする

YouTube で検索するともっと凝ったものもあるので, 少しずつ遊んでいきたい. なお, 動画のキャプチャは CamStudio の日本語版 を使っている. 関係者に感謝

2010年4月25日日曜日

赤くなったポインセチア

ポインセチアが, 季節はずれだが赤くなってきた

でも, 1 年前の写真 と比較すると, 葉の大きさが全然違う. 今年は勝手気ままに大きくしたので, 栄養が分散してしまったのか? 昨年は 5 月に剪定した. もったいないけど, 今年もそろそろ剪定の時期かな?

「北欧フィンランドのかわいいモノたち」 (菅野直子, インターシフト) 読了

フィンランドの日用品, 雑貨, 看板など, 身近なものの写真を集めた本. 見ているだけで心が和む

こういうデザインって日本ではなかなか見られないし, 当然だが日本の感覚とは少し違う. でも日本人にも抵抗無く受け入れられ, タイトルにもある通り「かわいい」という形容詞で違和感なく表現できるのは, 何とも不思議だ. こういうのを見ると, フィンランドに行きたくなってしまう

「幸之助論」 (ジョン P.コッター, 早川書房)

松下幸之助の生涯を, リーダーシップという観点から描いた本. 非日本人が執筆した本であるためか, 類書よりも客観的な視点が貫かれていて, 書かれている内容が腑に落ちる. 客観的な視点であっても結論は「素直な心で, 生涯にわたって学び続けることが大事」という従来から言われていることと同じだったので, この指摘の普遍性をも認識した

松下は, 少ないリソースを活用して, 官僚的な大企業との競争に勝つために, 時間のかかる基礎研究よりもむしろ生産や販売に力を入れていた. そのため「マネシタ電器」と揶揄される一方で, 顧客視点という点では他社をリードしていたのだろう. 一方で, 技術を重視して成功した企業 (ホンダ, ソニー, etc) もあるので, そういう企業に関する本も今後読んでみたい

「明日をどこまで計算できるか?」 (デイヴィッド・オレル, 早川書房)

予測の歴史を天文学 (惑星の軌道など) で振り返り, 気象・生物・経済に関する予測の今日的な問題をまとめた本. 予測に関する過去と現在を比較し, どちらにおいてもモデル自体に問題がある (天体の楕円軌道が認められるまでは, 何とか円軌道で説明しようとしていた. また気象・生物・経済は対象が複雑すぎてモデル化に無理がある) という共通点を見抜いた指摘はすごいなぁと思った. でも, 現在の予測対象はモデル化に無理があるという前提で, 例えば地球温暖化の予測についてどういう態度を取れば良いのか? という点に関しては, 主張が少々トーンダウンしてしまった感じがする. 科学的な予測が無理である以上, 人間的な判断に身を委ねるしかないので, 結局は一筋縄ではいかない問題なのだろうか?

天文分野では, ピュタゴラスが唱えた円軌道が 2000 年近く信じられてきた (全くの偶然だが, このあたりの話が 今月号の日本機械学会雑誌 にも出ている). しかし時代が下るにつれて現実 (楕円軌道) との間に差があることが知られてきたが, それは円軌道をベースにしてパラメータを増やすことで対処されてきた. 理屈を現実に合わせるためにパラメータがどんどん増えるというのは, 昔も今も変わらないなぁと思った

もう 1 つ. 株価の動きは「べき乗分布」のほうが合っているという主張があり, 本もたくさん出ている. しかしべき乗分布の欠点は, 平均値や分散を求められないということだ. 今の経済は正規分布の変動を元にしている (例えば, リスクは分布の分散である) ので, それを計算できないということは致命傷である. 正規分布には計算しやすいという特徴があるので, 使われ続けているのであろう. 正規分布の功罪がここにある

2010年4月11日日曜日

10km 達成

先週の週末から, 10km 走っている. 走った翌日の月曜日は, 太ももの裏とか膝が痛くて, 歩くのが少しぎこちなくなってしまった

昨日も 10km 走ったのだが, やはり今日は足や膝が痛い. 走ってる時間は, おおよそ 70 分くらい. 当面は 10km の距離を維持して時間短縮を図るのと, 週 1 回のジョギングでは毎回足が痛くなりそうなので, 週 2 回の練習に持っていきたい

せんとくん来たる

マンションでちょっとしたイベントがあったのだが, そこにせんとくんがやって来た

それなりに小さい子が集まってきて, 親が写真を撮ったりしていたが, 子供だらけで身動きが取れないというほどではなく, 希望した人は全員が写真を撮れたという感じだった. 今日は特に踊りとかはなく, ただ歩いて去っていった

天気が良く, 花がきれいだったので, 脈絡無く花の写真でも

「TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉」 (Educational Testing Service) 読了

TOEIC の問題 2 回分 + 解説という問題集. リスニング問題には CD も付いているので, リアルに TOEIC を再現することができる. TOEIC の高い受験料を考えたら, こういったもので練習してから本番に臨むのが良いと思う

リスニングの問題は MP3 Player に入れて, 通勤時に聞いている. 通常の英会話教材と違い, (1) 問題があるので「しっかり聞こう」という気持ちになる, (2) TOEIC 試験を模してアメリカ英語以外の音声も入っている, という点が良いと思う. 来月末あたりに本番を迎えたいと思ってるので, それまで頑張って問題を解き続けよう

2010年4月10日土曜日

本の読み方

ここ数年の, 図書館から借りた本の読み方. まず, 小さなポストイットを, 本の表紙をめくったところにペタペタと貼り付ける

そして本を読んでいく際に, ここは大事と思うところにポストイットを貼る. 読み終えると, こんな感じになる

最後に, ポストイットで目印を付けたところを, ノートに抜き書きする

だいたい, 1 冊の情報が 1 ページに収まるようにするのが目標. 2 ページにまたがりそうな本は購入し, アンダーラインを引きながら読んでいる. 1 ページに記入するのに要する時間は, 実績で約 30 分程度. たまに読み返すけど, 案外と忘れていることが多い

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

「梵」の入れ墨をしたテロリストたちが次々と自殺をする. 日本に亡命している外国の将軍がその中心にいると見られたが, 彼のところで見つかった子供たちから, 新たな事件が顔を覗く

草薙が去り陣容を大きく変えた 9 課, 複雑に絡む事件といくつかの謎のキーワードなど, 久しぶりの攻殻機動隊はストーリィについていくほうに気をとられ, 美しい背景や気持ち良い動きなど, あまり楽しめていなかったかもしれない. 時間があったら, また見よう

2010年4月9日金曜日

SUICA 購入

出張で東海道新幹線に乗る際に EX-IC を使うようになったのだが, EX-IC のみでは在来線に乗ることができない. なので, 例えば新大阪から EX-IC で東京まで行くと, 普通は改札から外に出て, あらためて山手線などの切符を買わなければならない. これでははなはだ面倒なので, 新幹線改札口から在来線にスムーズに乗り継ぎできるように, 先日東京へ行った際に SUICA を購入した. PASMO にしなかった理由は, ひょっとしたら PASMO は関西ではチャージできないかもしれないという不安感から (これの正誤はまだ確認できていない. なお SUICA は関西でチャージ可能の模様)

ただ, 最近, カード類が非常に多くなってきた. ぱっと思いつくだけで, CI-CA, PiTaPa, SUICA, EX-IC, ANA のマイレージ, JAL のマイレージ, T カードなどがある. 定期入れがパンパンだが, 急な出張に備えて全てを携行している必要がある. 何とかすっきりと管理する方法はないだろうか?

「1日1分レッスン! 新TOEIC Test 千本ノック!」 (中村澄子, 祥伝社黄金文庫) 読了

TOEIC の短文穴埋め問題をたくさん集めた文庫本. サイズが小さいので, 持ち歩いて空き時間に勉強するのに good

来月あたりに TOEIC を受けようと思い, 英語の勉強を再開. こうやって練習問題を解いてみると, 知らないことが案外多いことに気付かされるし, また試験問題慣れもできて良いと思う. とりあえず 1 周目の通読が終わったが, 引き続き 2 週目に入ります

フレーミーのテーマ (口笛)

NHK 教育の「ピタゴラスイッチ」内の 1 コーナー, 「フレーミー」のテーマ曲を口笛で演奏しました. 適度な間を取りつつ, 音の高さにも気を配る, というのが難しい

イチゴ狩り

車で 20 分くらいのところでイチゴ狩りをしていたので, 覗いてきた

ハウスの中. 当然ながら, イチゴだらけ. 平日だが, 数組の客が来ていた. 平日は, 大人, 1 時間で 1100 円. イチゴのパックで 3 ~ 4 個分食べれば元を取れるか? なんて考えてしまう浅ましさ

イチゴの花. 改めて見ると, なかなか美しい

季節になれば, 近くでスイカ狩りや枝豆狩りができるのだが, どんなふうになるのかイマイチ想像がつかない. 畑になっているスイカを取って, その場で食べて, ということが何度も続くのか? 生の枝豆を収穫しても, ゆでるのはどうするのか? いろいろな謎が残った

イオンの A6 ノート

近所のイオンで安い A6 ノートを見つけたので, 購入した. 確か 68 円だったと思うが, 枚数は 48 枚 (96 ページ) とかなりお買い得. 裁断が少しイマイチだが, 安いから仕方ないかもしれない

2010年4月4日日曜日

光の旋律 (口笛)

続いて 2 曲目, もう終わってしまったけど深夜に放送していた「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」のオープニング「光の旋律」を口笛で演奏してみました

オリジナルは 6 分以上と長いので, 時間の短い TV 版をベースにして吹いています. 作詞・作曲をされている 梶浦由記 さんは, いろいろな曲を手掛けているのですね. 今まで知りませんでした (_o_)

2010年4月3日土曜日

ピタゴラスイッチ・オープニング (口笛)

昨年から口笛をケータイ (740SC) で録音していたのだが, 形だけ動画にして YouTube に載せてみた

JASRAC の作品データベース検索サービス でこの曲の権利 (特に演奏) が JASRAC で管理されていることを確認し, さらに JASRAC 管理楽曲の演奏は YouTube に投稿 OK とのことなので, 多分, 著作権の面で問題は無かろうと思ってるけど, もし私が思い違いをしていれば教えて欲しい

こうして録音して聞いてみると, 吹いているときに気付きにくいミスがよく分かる :-)

上司と部下の役割分担

先日の飲み会で, 思い付いたこと. 上司と部下の仕事の違いを, 「上司の仕事は道路を造ること, 部下の仕事はそこに車を走らせること」と考えると分かりやすい. 上司は目的地を決めて, 道路を造る. 路面が悪かったら舗装をする, 車線が少なかったら拡幅するなど, 走りやすい道路を造ることを考える. 部下は, その道路を速く, 少ない燃料で走り切ることに注力する. 場合によっては車の性能を向上させる必要があるかもしれない

車が高性能でも, 道が悪かったり目的地が違っていたら, ゴールに到達できない. また良い道路ができても, 車の性能がそれについて来れなかったら意味が無い. 道路を造るだけでなく, 車の性能向上のサポートも必要だろう

今, 私は道路を造っているだろうか? 私の車のメンテもきちんとできているだろうか?

せんとくん

平城遷都 1300 年祭 が話題になっている (のは関西だけ?) が, PR でいろんなところにせんとくんが出現している

これは近鉄電車の主要駅 (だと思う) にぶらさがっているせんとくん. 今年の 1 月あたりから見られるようになった

こっちは最近, 別の私鉄の駅で発見したせんとくん. 作りがしっかりしている

関連するところでは, 近鉄・阿倍野店で 籔内佐斗司展 が開かれる. あ, 今日 10 時からオープニングセレモニーでせんとくんも来るって!!

今週, 寒かったり雨が降ったりしたけど, 関西方面では桜がいい感じで咲いている

この写真は 3/29 に撮影したものだが, 根元付近の幹からダイレクトに花を付けている. 人間は足からダイレクトに腕が出てくることは無いが, 植物は自由自在である. 生命力の強さを感じた

「孫の力」 (島泰三, 中公新書) 読了

サルの専門家による, 孫娘の成長の記録. サルの観察で培った観察力と, 祖父という立場からの愛情で, 孫娘の内面の成長を詳らかにしている. 子供の小さな行動の 1 つ 1 つの説明から, 子供の成長が丁寧に語られていて, 勉強になる

孫にとっての祖父母は, 全てを認めてくれ, 愛情を注いでくれる存在である. そのことは, 孫を喜ばせ, 自信をつけることになる. また緊張もある外の世界に対して, リラックスできる場所でもある. 父母は「祖父母が孫を甘やかす」と言いがちだが, それにもいろいろと良いことがあるのだと感じたし, どう頑張っても祖父母は父母にはかなわないので, 父母はでんと構えていれば良いのだろうと思った

本書で唯一残念なのは, 父親の関わりがあまり描かれていないこと. 現実問題として, 父親はあまり育児に関われていないということなのだろうか?