次は, フィンランド南西部の都市, トゥルク (Turku). トゥルクは, 昔, スウェーデンが
フィンランドを支配していたときに拠点となった都市で, スウェーデンの雰囲気が残っている
そうです. 例えばトゥルクには「オーボ」というスウェーデン語の都市名も残っています
【トゥルク城】 というわけで, トゥルクのランドマークと言えば,
港の近くにある トゥルク城. 非常に昔の趣が感じられますが, トゥルク城の見学で
注意しないといけないのは, 見学コースがとても長いこと. なので, 見学に際しての
注意点を挙げたいと思います
- 体力のあるうち, 例えば朝一番とかに行きましょう
- 体力を温存するため, 徒歩ではなくバス (市バス 1 番, 港行き) かタクシーで行きましょう
- 見学前にトイレを済ませましょう
- 見学コースは, 城の中を上下にまわるコースと, 展示エリアをまわるコースの 2 つが
あります. 最初の城の中を上下にまわるコースで疲れてしまったら, 十分に休憩を取りましょう
展示は非常に面白くて, お城の歴史以外にフィンランドの風俗なども展示されているのですが,
ただ非常にボリュームが多いので, 気を付けましょう
おまけの情報として, トゥルク城の cafe は, Fazer が
経営しています. ケーキとかおいしかったです
【トゥルク大聖堂】 高くそびえる
トゥルク大聖堂 は, 大聖堂の中だけ
ならば無料で入れて, しかも簡単なパンフレット (日本語あり) ももらえます. あまりにも
申し訳ないので, お礼の代わりに絵葉書を何枚か購入しました
この大聖堂の面白い (?) 点は, ガイドブックなどにも書かれていますが, 床の一部がお墓に
なっていて, 床に埋まっている石に埋葬されている人の名前が刻まれているところです. 失礼に
ならないように墓碑を避けて歩こうとするのですが, 気付くと踏んでいたりします
【シベリウス博物館】 フィンランドの作曲家, シベリウスの名を冠した
シベリウス博物館. シベリウスに
関する展示もあるのですが, それよりも様々な楽器が展示されていて, 私は
そっちのほうが面白かったです. 特に地下にあるオルガンの展示は圧巻で, よくまぁこれだけの
ものを 1 箇所に集めたものだと感心します
時期にもよりますが, 水曜日に, 18 時入場開始, 19 時演奏開始, 20 時終了というコンサートが
行われます. 18 時から 19 時の間は博物館の展示も見ることができるので, お金を節約する場合は,
この時間帯に博物館の見学を済ませてしまうのもありです (じっくり見ようとすると, 1 時間では
足りないですが)
【レストラン】 トゥルクを流れるアウラ川には船上レストランが何件か
ありますが, 私が行ったのは Suarte Rudolf というレストラン. 決め手は, 店外にメニューが
掲示されていたことと, 昼間もオープンしていて, 昼間に立ち寄って予約ができたこと. 例に
よってトナカイのヒレ肉を食べたのですが, おいしかったです. 付け合せのポテトも,
ただのマッシュポテトではなく, ハンバーグ状に成形されたなかに他の野菜も混ぜられていて,
おいしかったです
ビールは勧められるままに地元の「アウラビール」をいただきました