2009年7月26日日曜日

「新物理の散歩道 (第 3 集)」(ロゲルギスト, 中央公論新社) 読了

物理屋さん達のエッセイ. 眼に着目する人, 登山が好きな人, コマに取り付かれている人など, 担当者の個性が感じられる文章が面白い. 眼の中のゴミの話, 染み抜きの話が楽しかった

エッセイのタイトルに「なぜ」や「どうして」の言葉が見られるが, これは日常的な疑問から話題がスタートしていることを示しているのだと思う. 研究者というものは, 日常生活でも研究者としてのものの見方を忘れていないのだなと思った

「フラクタル」 (高安秀樹, 朝倉書店) 読了

フラクタルのことを満遍なく解説した本. 出版年は古く, またレベルもそれなりに高いけど, フラクタルの勉強のスタートライン的な本だと思う

本書を読むことで, これまで私が得てきた断片的な知識の整理も少しできたし, また新たな情報 (しかも, たくさん) もあった. 特に株価の時間変化がべき分布になるということが, この頃から指摘されていたことに驚いた. 株価がべき分布であるということは, 正規分布という仮定から得られる平均や分散を定義できなくなるということだから, 投資の「リスク」の定義を見直す必要が出てくるはず (だよね?). 本家のマンデルブロや本書の著者から, 昨年, 経済学に関する本が出版されているが, もう少し注目されるべきではなかろうか, とか思った

ゴーヤに花芽 (らしきもの) がついた

ついに, ゴーヤに花芽らしきものが出てきた

どちらも, 写真中央にある丸っこいのが花芽のようだ. 一番成長した茎の, ある高さ以上の葉っぱの付け根から, もれなくこんなのが発生している模様. いつ咲くか? そして雄花か雌花か, それが次の問題だ

実がなるといいなぁ~

MUJI の青ペン・インク交換

MUJI のゲルインキボールペン (青) のインクを交換

約 3 か月で交換という, 平均的な使い方でした

2009年7月20日月曜日

N700 系のペン

先日, 出張で新幹線に乗ったときに, アンケートを依頼された. 内容は, 乗降駅とか, 乗車目的とか, 他の方法 (飛行機など) を検討したかなどだったが, お礼ということでペンを貰った

ベースになっているペンは Pilot 製で, 私も愛用しているシリーズ. 胴に N700 のロゴ, 引っ掛けるところに新幹線のイラスト. 本体は青色だけど, インクの色は黒だった

世の中, 不景気というけれど, 粗品でペンを貰う場面が多いような気がする. 机の中が, 貰ったペンで溢れつつあり, 少しずつ消費していきたい

「思考の整理学」 (外山滋比古, ちくま文庫) 読了

「考える」ことについて筆者が考えたことをまとめた本. 時代は変わっても考えることの基本は同じであり, 常に手帳にメモするとか, ネタを寝かすとか, 異分野の人と意見交換するとか, そういうことの積み重ねが大きなアイデアに発展するということを再確認した

私がたまたま読んでいたロゲルギストへの言及があったり, また筆者と私に少しだけ接点があったりと, ひょっとしたら私も筆者から遠くないところにいるかも? と感じられるラッキーな発見もあった :-)

「夜間飛行・戦う操縦士」 (サン=テグジュペリ, みすず書房) 読了

郵便配達のスピードアップのために夜間に飛行機を飛ばす話 (夜間飛行) と, 敗色濃厚なフランス軍がメリットの少ない偵察飛行を行う話 (戦う操縦士). 筆者は実際に飛行経験があり, 飛ぶシーンの描写はリアルな感じがした. 飛ぶことがまだ決して安全ではなかった時代の, 飛ばす側と飛ぶ側の思いが伝わってくる話だと思う

特に「夜間飛行」の主人公の厳しさは, あるところまでは見習いたいと思った. 何だかんだと理由をつけて, 自己に甘い私としては

アボカド, 依然沈黙中

何週間経過したか忘れてしまったが, アボカドは依然として沈黙を続けている

てっぺんから少し左へ行ったところにうっすらと緑色の部分があり, この中に芽があるのでは? と期待してから数週間が過ぎたが, 相変わらずだ. 一方でまだ腐っているようにも見えないので, もう少し頑張ります

ゴーヤ, 急成長中

アボカドの芽がちっとも出てこないのを横目で見つつ, 最近, ゴーヤにも手を出している

植えて少しすると芽が出て, 双葉が出て, 次の葉っぱ (形は丸い) が出てきた. ここで, 植え替え

そして 2 週間が経過し, だいぶ育ってきた. 双葉, 丸い葉の次からは, ギザギザの葉が出てくる

その 1 週間後, 背丈が倍以上になった

もう 1 週間が経過. 用意した棒では足りなくなり, 上へ上へと伸びていたゴーヤがお辞儀をしはじめた. もう少し上へ伸ばそうと思い, 写真では見づらいけど上へ紐を付けてみた

よく見ていると, 新発見があり面白い. 例えば, 茎から葉が出てくるが, 葉の付け根から同時にツルも出てくる. ツルが何かに掴まれればラッキーだが, 掴まれないと茎が伸びるよりも先にツルが伸びていく. またその付け根には茎が分岐しそうな突起が観察されるのだが, それはなかなか伸びてこない. サンプル数が少ないが, どうやらメインの茎が上へ伸びられなくなると, 代わりに分岐の茎が成長を始め, 上へ伸びていくような気がする

当初, 分岐しそうな茎を花芽と勘違いしたが, 結局のところ花はまだ見られない. 花が咲き, 実を付けるところまで行くだろうか?

2009年7月18日土曜日

床屋へ

床屋へ行った. 今回はインターバルがいつもより長かったので, 髪の毛もだいぶ長め. 床屋さんも少し遠慮気味に切り始めていたように見えたけど, 最終的な仕上がりはいつも通りか?

これで洗髪が楽になる

2009年7月12日日曜日

アボカドはどうなったか?

土に植えかえて数週間が経過したが, アボカドからはまだ芽が出てこない. よ〜く見ると, 先端部の膨らんでいる部分の緑がかった色が, 少し濃くなったような気もするけど, 単なる気のせいかもしれない. ただ腐っているような感じもしないので, もうしばらく水をやりつつ様子を見ます

ポインセチアは, 葉っぱの数は増えているけど, 身長の成長は止まった感じがする. これは水をやり続けるだけで OK のはず

それ以外に, ひと月程前くらいからゴーヤも植えていて, これがまた元気に伸びていて, 葉っぱとつるの付け根から花と思しき小さいものが出始めている. そのうちに写真でも

2009年7月10日金曜日

「新物理の散歩道 (第 2 集)」 (ロゲルギスト, 中央公論新社) 読了

ロゲルギストと名乗る物理屋さんの集まりが著したエッセイ. 必ずしも物理に限定されない広い話題を, 物理学者らしく論理的に掘り下げていて, とっつきにくい話も混じってはいたけど楽しめた. 折を見てシリーズを読んでいきたい

観察眼がすごいなぁと思ったのは, 湯気の様子を書いたところ. お湯の上では対流がおきており, それが六角形の模様に見えるという. 今度, まじまじと見てみよう

2009年7月5日日曜日

「ムーミン画集 ふたつの家族」(トーヴェ・ヤンソン, 講談社) 読了

ムーミン一家のイラストの合間に, トーヴェ・ヤンソンのメッセージとか家族の思い出が書かれている本. ムーミンのイラストをボーっと眺めるには良い本だが, 挿絵を集めた厚みのある画集とか欲しいなぁ

昔, ブルーナの展覧会はあったのだが, 同じような企画をトーヴェ・ヤンソンでやってもらえないものだろうか?