会社の机には, MUJI の小さな時計を置いているのだが, 週末のうちに 電池が切れてしまったようで, 今朝会社へ来てみると, 時計が止まっていた. 止まった文字盤を 見える状態にしておくと時刻を勘違いしそうだったので文字盤を伏せておいたのだが, それで 気付いたことが 1 つある
もともとこの時計は, 仕事の遂行に際して時間の意識を高めようと思って置いたものだった. ダラダラと残業したり, 重要度の低い仕事に時間を掛けすぎないようにと思い, 嫌でも目に 入るところに小さな時計を置いた. これにはメリットもあるのだが, 今日, 1 つのデメリットに 気付いた. 例えるなら, マラソンと短距離走の違いだ
マラソンではペース配分が重要だ. 42.195km の時間配分の計画を立てて, 周りに惑わされ ないように走る. 仕事でも, 例えば 1 日の時間配分を考え, 想定通りに進んでいるかチェックする. そういう場合には, 手元の時計が役に立つ
しかし 100m 走で時間を気にする人はいない. 100m 走では, ただゴールに向かって全速力で走る. それと同様に, 仕事でも何をするかが決まったら, それが終わるまでは時計など気にせず全速力で 走るべきなのだ. そういうときに時計が目に入ると, 逆に集中がそがれてしまう危険性がある. 今日, 時計を伏せて仕事をすることで, そのことに気付いた
時計を見るべきときと, 見るべきではないときを, 意識したい