2008年8月31日日曜日

パトレイバーの切手

パトレイバーの切手 が発売されていた. たまたま郵便局に行ったときに見つけたので, 1 シート購入

この「アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ」の 一覧を web で見られる が, パトレイバーの 1 つ前が「まんが日本昔ばなし」だったりして, どういう基準で選ばれているのかがよく分からない. 最近の発行パターンを見ていると, 次回は来年 2/22 頃かな?

「闇の守り人」 (上橋菜穂子, 新潮文庫) 読了

女用心棒のバルサが, 生まれ故郷のカンバル王国へ足を踏み入れる. 幼いとき, 医者だったバルサの父は王位継承をめぐる陰謀に巻き込まれ, バルサ自身も殺されそうになったところを, 父の友人で武術の達人だったジグロに助けられてカンバル王国を脱出して以来の帰郷だった. 陰謀で位を継いだ王は既に亡くなっていたが, 当時の陰謀はまだ続いており, バルサらはまた巻き込まれていく

いわゆるファンタジー的な世界観だけではなく, 欲や陰謀など, 人間が人間に対して抱く様々な想いが絡み合うなかで人間が成長していく姿が描かれており, 非常に面白かった. バルサの戦いに代表されるような俊敏な動きも, 目の前に再現されているかのように書かれている

次作「夢の守り人」も入手済なので, 読みはじめます

2008年8月24日日曜日

デスノート : リライト 〜 幻視する神

(多分) 昨年オンエアされた「デスノート : リライト 〜 幻視する神」が残っていたので, 視聴. ライトがデスノートを拾い, 「裁き」を開始. 世界中で犯罪者が心臓麻痺で死んでいくことが徐々に明るみになり, L が捜査を開始. 死神の目を持つ第 2 のキラ = ミサの出現, ライトとミサの拘束. 第 3 のキラの出現と, その捜査・逮捕の過程で初めて分かった殺害の手法とデスノートの存在. ライトとミサの疑いは晴れたかに見えたが, L が追い詰めようとしたところでワタリとともに殺されてしまう

昨日見た「リライト 2」よりもストーリィが面白く, また動画も良かった (ラスト近くのビルの屋上での雨, 嵐のシーンなど) と思う. ストーリィ展開にはいろんな軸があったのだが, ミサのライトに対する想いと, ミサについた死神のミサに対する想いと, そしてそれを利用するライトの冷徹さのコントラストに息を飲んだ

1 箇所分からなかったのは, ミサがライトの家を初めて訪問し, ライトの部屋でミサと話をするシーン. ライトの部屋には盗聴機や監視カメラが山ほど付けられていたと思うのだが, 何故その部屋でデスノートの話をしたのか? そして何故 L はそのとき盗聴や監視をしていなかったのか? アニメ化するときに, 何か省略されてますか?

音楽が「リライト 2」よりも重々しかったように思ったが, 作曲者が違うのか?

2008年8月23日土曜日

週間東洋経済 2008/8/16・23 読了

特集は「超速戦能力を鍛える!」. 興味深かったのは, 野口先生の Gmail の使い方と, 東レ経営研究所の佐々木社長の仕事の仕方. 前者は, 情報は 1 箇所にまとめるという原則を Gmail を使って実現している. どこからでもアクセスできるし, 時系列に並んでるし, 検索も強力というのがポイント. ただ最近の情報セキュリティ強化の流れの中, 民間企業でこれを真似するのは難しいかな~というのが難点. 後者は, どうしても定時で帰らなければならない状況になれば, 何とかやりようはあるのだという実例. ワークライフバランスと言いつつも, 残業時間が一向に減らない私の場合は, 残業をしないことにあまり魅力を感じていないから, 残業を 1 分 1 秒でも減らそうという気持ちにならないのかもしれない. 定時内で終わらせることを前提にした仕事のやり方を考え, 上司の理解を得るとともに, 部下にもそういう働き方をさせることを, 考え直さなきゃダメなんだと思った

この特集は後に行くに従って尻すぼみな感じもしたが, もう 1 つ, 脳の解説も面白かった. 朝起きたら伸びをすることで脳のスイッチが入るそうなので, 最近は朝起きたときや集中力が途切れてきたときに, しょっちゅう伸びをしている :-)

楽天市場の月末までの期限付きポイント

先週末時点で, 楽天市場の期限付きポイントのうち, 今月末が期限のものが 300 ポイントくらいあった. 送料が無料になる 1500 円程度の本でも買おうと考えていたのだが, ひょっとしたら月末期限ポイントがさらに付与されるかも…と思って 1 週間待ったら, 月末期限ポイントが合計 3000 ポイント弱まで増えていた :-p

楽天市場では商品購入で付与されたポイントには期限は無いが, 特別なキャンペーンなどで得られるポイントには期限があり, 特に今回は期限が実質 2 週間程度のポイントが 2500 ポイントも付いたということになる

ポイントの大盤振る舞いは嬉しいけど, 期限が短すぎる. 何とかならないのか?

星野監督の「上野が欲しい」発言

星野監督が, 女子ソフトの上野投手を欲しいと発言した そうだ. 単純に上野投手の力投を褒め称えたのだと思うが, 今の不調の日本野球代表のことを考えると, これを聞いた野球の選手たちは気力が萎えてしまうのではないか? と思った

要は, 選手たちが「女子ソフトは凄いね. 女子ソフトの監督が欲しいよ」と言ったら, 星野監督はどう思うか? ということ. 星野監督の発言は, 部下のパフォーマンスの良し悪しは部下の責任であり, リーダはパフォーマンスの良い部下を使えばいいと考えから出ているようにも見える. 部下の育成もリーダの仕事なのに

Sound of The Sky Crawlers (川井憲二)

映画「スカイ・クロラ」のサントラ CD を購入. ゆったりとしたメインテーマ, 戦闘シーンとはいえ高揚感が抑制された音楽は, 無限ループの谷底に落っこちてしまったキルドレたちを象徴しているようだ. 民謡歌手のコーラス, ディスクオルゴールの音楽など, 「イノセンス」のサントラを彷彿とさせる要素もあり, 聞き手を楽しませてくれる

CD に印刷された絵柄が ROSTOCK 社のデザインになっており, 昔, パトレイバーのサントラ CD がグリフォンの起動ディスクを模していることを彷彿とさせた

NHK で放送している「精霊の守り人」の音楽も川井によるものなのだが, サントラ CD が 2 枚も発売されている. これも欲しくなってきた :-)

デスノート : リライト 2 〜 L を継ぐ者

L がキラ (ライト) に殺された 4 年後の話. ライトは警察に入り, L が生きていることを装う一方, L の後継者であるニアが, 徐々にライトを追い詰めていく. 警察に監視され, 直接手を出せないライトは協力者を使って裁きを続けるが, ニアはそのからくりを利用してライトの正体を暴こうとする

前作の「デスノート : リライト 〜 幻視する神」は, 確か録画はしたと思うけど, まだ見てはいない. でも今日は早く帰ってこれたので, TV でリアルタイムで視聴. ニアは, ライトのトリックを逆手にとって攻撃をするのだが, 最後のほうは展開が早すぎてよく分からなかった :-) 真相にどんどん近付く緊迫感を早い展開で表現したのだと思うが, ついていけなかったのは私が年寄りだからか? 中村獅童が演じた死神リュークの, ライトにも人間界にも何の未練もないような飄々とした話っぷりが, いつもの獅童らしくなくて良かった

アニメ版の音楽も, 川井憲次が担当すれば良かったのに (単に私の好み :-)

墨攻 (酒見賢一, 新潮文庫) 読了

墨家の革離が, 自分のプライドを掛けて小国の城の防御を指揮する話. 非攻を説く墨家が, 非攻とはいえ城を守るにはどうしたかということが, 筆者の想像力を駆使して描かれている. 文庫本版あとがきにも書かれているが, 革離ら 1 人 1 人の働きの描写に敬意が感じられて, スピード感 & 爽快感のある話だった

とはいえ理想論だけではなく, 現実的な物語になっていて, リーダーが一番働かなければいけないけど, それ以外にも気を遣わなければならないこともあるということが, 痛感させられる (それが決して理想というわけでは無いが, 現実はそういうものだということ)

「続きを読む」のテスト

一覧表示のときには表示されないけど, Read more をクリックすることで全体が表示されるような設定にしてみた. この投稿は, そのテスト

でもうまくいかないので, 変更を破棄してしまいました :-p

2008年8月17日日曜日

鬼太郎とアトムのコラボ

京都駅で, 鬼太郎とアトムのコラボ商品が期間限定で販売されていた

鬼太郎の親父とヒョウタンツギが描かれたハンカチを購入

「狐笛のかなた」 (上橋菜穂子, 新潮文庫) 読了

表面上は平穏だが, 領土を争う 2 つの国. 領主は互いに親戚筋なのだが, それだけに陰では対立していた. そんな争いに巻き込まれた人々と霊狐たちの物語. いろいろな登場人物 (+ 狐) の, それぞれの立場での想いが丁寧に描かれており, 楽しめた

現代よりも上と下の格差が大きく, 上の立場だからといって幸せではないというような構図は, 後の「守り人」シリーズに繋がるものを感じた

特別展「対決−巨匠たちの日本美術」 @ 東京国立博物館

東京国立博物館 で特別展「対決−巨匠たちの日本美術」を見てきた. 師弟関係だったり同時期に活躍した人の作品を並列で展示して見比べようという, ちょっと変わった企画. 企画者の意図通りというか, 比べることで同じところ・違うところが際立ち, 面白かった

一番の発見は, 右に風神, 左に雷神を配した屏風「風神雷神図屏風」には, 俵屋宗達によるもの (国宝) と尾形光琳によるもの (重文) の 2 種類があるということ. 同じ構図 (一方をベースに他方が描かれたから) なので, ぱっと見ではどっちがどっちかが分からないし, 今まで意識したこともなかった. 雷神の背中の後ろにある三つ巴の太鼓が, テクニカルイラスト的に正しいかどうかも気になってしまったけど :-)

この展示会にたどり着いたのは伊藤若冲や曽我蕭白というキーワードからだったのだが, 彼らの展示がそれほど多くなく, 残念. 蕭白はともかく若冲は国内に残っている作品が少ないので, 仕方ないか?

フェルメール展 @ 東京都立美術館

東京都立美術館 で, フェルメール展を見てきた. 初めて知ったのだが, フェルメールは作品数が少ないので, 今回の 5 〜 6 点という展示数でも多いほうとのこと. 同時期の他の人による絵画も多数展示されており, それなりに楽しめた

1 つ気付いたのは, 当り前なのかもしれないが, 作者の視点が人間の目の高さに固定されているということ. これにより絵を見る人が絵の世界に参加しているような臨場感は高まると思うのだが, 何となくワンパターン. 例えば高いところから見下ろすような絵画があっても, 面白いかと

あと, ピアノのような楽器に向かっている女の人の絵と同じ構図で, Note PC に向かって仕事をしている OL さんの絵を描いたら, 面白いのだろうか?

2008年8月13日水曜日

潜り抜けろ!

ソフトバンクのケータイ屋さんへ行ったときのこと, レジ前で micro SD カードを売っているところの POP に, 「ソフトバンクの厳しい基準を 潜り抜けた micro SD カード」みたいな文句が書いてあった. 他の会社がどうかは分からないけど, ソフトバンクでは防水に対する基準が厳しいようで, それをクリアした micro SD カードということを強調したいのだと思う

でも「潜り抜ける」は, 例えば「法の目を潜り抜ける」のように, 見付からないようにこっそりと通り抜けるようなマイナスのニュアンスがあるはず. ケータイ屋の POP は勘違いしている :-)

最近, またケータイ変えたい病にかかりつつあります

「探偵ガリレオ (東野圭吾, 文春文庫)」読了

殺人事件の解決に, 刑事と物理学科の助教授のコンビが挑む, 中篇 5 話. 科学的な仕掛けに重きを置いた構成だが, 一方で人間同士のやりとりが (特に京極を読んだ後では) 薄く感じる. 月 9 のドラマの原作になったが, 柴咲コウが演じた刑事は, 原作では女性ではなく男性だ. 男 2 人のコンビでは, 月 9 は NG なのだろうか?

4 話目, 水柱が上がるのは OK としても, それが火柱になるには着火元が必要なはず. 仮りに着火元があったとしても, 海中では点火できずに, 水面より上で, さらに少しタイムラグがあってから火が点くと思うのだが, どうだろうか?

「やまだ眼」(山田一成, 佐藤雅彦, 毎日新聞社) 読了

「いつもここから」の山田一成の言葉に, 佐藤雅彦がコメントを付けた本. 日常生活で「?」とか「!」とか思うけど, 明確に何かを意識する前に頭の中から消えてしまうようなことを, 山田がすくい上げて文字にしているような感じ

あとがきを読むと, 山田が何を目指しているのかが何となく分かる. ピタゴラスイッチで歌ったり行進したりしている姿と少しギャップがあり, それが新しい発見か?

「どろろ」

妻夫木聡と柴咲コウが主演した実写版が TV で放送されたので, 録画して視聴

戦国時代, 魔物に体の 48 箇所を奪われた赤子が男に拾われ, 男の手で作り上げられた体によって赤子は生き返る. 男の死後, 自分の体を取り戻すために魔物退治の旅に出る

原作を読んだことはないので, この映画が原作に忠実なのかどうかは分からないが, 映画全体としてのストーリィは良かった. ただラスト, 主人公 2 人の恋愛映画みたいになってしまったのが, 私にはダメ. もっとストイックに魔物退治や出自探求を極めてほしかった

確かこの映画はニュージーランドで撮影されたものだと思うが, 映画のそこかしこに「日本じゃないどこか」感があふれていた気がした :-)

2008年8月12日火曜日

「スカイ・クロラ」

子供の背格好のまま成長せず死なない「キルドレ」たちが, 国家の代理となって戦う戦争請負会社の戦闘機に乗り込み, 戦う話. キルドレたちの想いの変化, 徐々に明らかになるキルドレの謎, 押井独特の長いセリフ (普段よりは抑制気味だったけど), 圧倒的な戦闘シーンとそれをサポートする CG, 未来への予感など, 面白い要素がいくつも詰め込まれていて, 見ている側も気を抜けない映画だった. 面白かった

サントラ CD も欲しいし, 戦闘機のプラモデルも欲しい :-) 原作も読まないと

2008年8月11日月曜日

大 (?) 掃除

長期休暇のときには何となく一生懸命に掃除してしまうのだが, 前の 5 月の連休のときには体調を崩してしまい, まともに掃除できなかったので, 夏休みは少しはりきっている

昨日は換気扇を掃除し, 今日はトイレの掃除を完了. 目標としては今日中にベランダと玄関の掃除をして, あとはベッドマットなどの大物を洗濯できれば good

あぁ, 山のような本をどうしよう…

前の日記を公開

ここに移る前に tDiary ベースで書いていた日記を 公開した. tDiary に付属のスクリプトで変換することができるはずなのだが, うまくいかなかったので, awk スクリプトなどを使って変換. 一部, うまくいってないところもあるけど, ひとまずそのまま

私の PC の HDD には, それより前の日記として 2002 年以降のデータもあるので, その気になったら公開したい. もっと前のデータもどこかにあるはずなのだが, どこにあるんだろう? CD-R のバックアップを漁れば見付かるのだろうか?

2008年8月10日日曜日

「崖の上のポニョ」

金魚のポニョが, ちょっとしたことから 5 歳の男の子と仲良くなる話

公開中の映画なので細かいことは言わないが, ストーリィの必要十分性を重視する私としては, 全体のストーリィに対して説明が不十分なところが不満. 一方, メカの描き方は宮崎らしく, 良かったと思う. アニメとしての表現は, これまでのツギハギみたいに感じる絵が目立ち, それも私にとってはイマイチだった

車で 15min くらいのところに映画館付きのショッピングモールができ, レイトショー 1200 円也で見てきた. 家で夕食をとり, 車で映画館へ. 映画が終わって車に乗って帰ると, 映画終了後 20min くらいで家に着き, 冷たい飲み物を飲める. 自分の庭に映画館ができたみたいで, ハイソサイエティの仲間入りした錯覚に囚われる :-)

「理由」 (宮部みゆき, 朝日文庫) 読了

暴風雨の夜, 高層マンションで一家 4 人が殺される事件が起こる. その事件を巡る, いろいろな家族の物語. 宮部らしく 1 人 1 人が丁寧に描かれており, 人間関係について少し考えさせられた

ハードカバーで出たときは分厚い本だったはずなので, よく文庫本に収まったなぁと思いながら手に取ったら, 最近稀に見る小さな字 & 字の密度だった. 家族とはいえ別々の人間であり, 思いやりもあれば思い違いもあるし, 理由のない優しさもあれば謂れのない憎さもある. そんなことを開陳した小説, という感じだった

2008年8月9日土曜日

北京オリンピック, 開幕

北京オリンピックの開会式を, TV で生で見た. 正直言うとあまり興味が無かったのだが, 見始めるとそれなりに面白かった. 「面白い」と思うツボが, 中国人と日本人では近いからだろうか?

足跡の輪郭を描く花火を打ち上げ, 足跡が徐々に競技場に近付く様子を見せたのが, いろんな意味で一番楽しかった. 閉会式では, あの足跡を是非きちんと退場させてやってほしい

「限りないダントツ経営への挑戦」 (坂根正弘, 日科技連) 読了

2008 年 3 月期までで 6 期連続増収増益, 4 期連続最高益更新という, 飛ぶ鳥を落とす勢いのコマツだが, そのコマツの社長が語った経営への想いなどが記された本. 文字が大きくページもそれほど多くないので文章量は少ない本だったが, 「建設機械」という特殊な商品に対するコマツの品質確保の考え方の一端が分かり, 面白かった

最近, コマツ関連で話題になっているものに KOMTRAX というシステムがある. 建機 1 台ずつにセンサが付いていて, 走行距離や積載量, 現在位置などをコマツで把握することができる. しかしこの発想は一朝一夕ではなく, 本書によればユーザを回って使用状況をチェックしてメンテ頻度や稼働状況を調べることはコマツでは昔から行われていたのだ. この発想を IT で実現したものが KOMTRAX と言えると思う. 品質を高めるための王道はなく, 自社の商品を客観的に見つめることの必要性を痛感した

コマツ の web page では子供向けに建機を説明するコーナーがあったり, 建機のミニチュアまでも販売している. こういう遊び心も, 素直にいいなぁと思う (PC200-8 のミニチュア, いいなぁ〜)

2008年8月4日月曜日

びっくりマークの嬉しさ

会社のメールで, たまに「了解しました!」とびっくりマークが付いていることがある. 何となくその表現に親密さを感じて, 嬉しくなってしまうのは私だけか? :-)

クエスチョンマークは良く使う. 「〜ですか」だけでは疑問なのか反語なのかが良く伝わらないと思って, 疑問文のときはクエスチョンマークを使う. でも, びっくりマークはあまり使われない

一方, 新聞の TV 欄にはびっくりマークが溢れている. 番組の意外さ, 面白さを PR しているのだと思うけど, TV 欄のびっくりマークにはもうすっかりびっくりしなくなってしまった :-p

私自身は, 振り返るとびっくりマークをあまり使っていないと思う. びっくりしてなくても, 親近感を出すために少し使ってみようかと思う

2008年8月3日日曜日

ガラパゴスでいいじゃないか

上のタイトルは, 日経 BP の Tech-On! に出ていたコラム のタイトルそのままである. Tech-On! のコラムで主張されていることとは少し違うかもしれないが, 最近, 私が考えていることを少し書いておきたい

ケータイや家電など, 日本向けの商品はそれ以外の地域と比較して少し違う方向に進化している. このことを称して「ガラパゴス」と言うのだと思うが, 何故それが良くないかというと, (1) 日本だけを相手にしていては食えなくなる, (2) 日本以外に魅力的な市場があり, 海外メーカはそっちを重視している, からだと思う

日本の消費者の立場に立てば, 日本人好みの商品を次々と作ってくれる日本メーカには頑張ってほしい. しかし企業の立場では常に world-wide で競争にさらされているので, 日本の市場ばかりに構っていられない. 世界で戦うために, シャープや松下は大きな工場を次々に建設しているのだと思う

薄型 TV という商品では, 確か Samsung が世界シェア No.1 で, しかも経営も絶好調だ. ここでの私の疑問は, 市場のセグメンテーションなどの細かな議論は置いといて, 大雑把に「シェア No.1 = 勝ち」なのか? 「勝ち」の定義もいろいろある (利益率の伸び, 株価 UP, 従業員の給料, etc...) が, 企業をオペレートしていく上でシェアが重要な指標というなら, 企業は日本ではなく, ヨーロッパとかアジアを重視すべきである. 日本人である私には悲しいことだけど

シェア No.1 なら, 生産設備が遊ばなくなるからコストは下がるし, 価格のコントロールもしやすいはず. こういうことは, 経営の本とかを読むと書いてあるのだろうか?

卓球 @ 会社

2 か月に 1 度の, 定例の練習日. 温度などの理由により, 動きはいつもよりも少なかったと思うが, 翌日の筋肉痛はいつも通りだ :-p

だんだんと, 攻撃が鈍くなってきている気がする. インターバルが長すぎて, カンが回復するまでに時間を要しているのだと思いたい

「邪魅の雫」(京極夏彦, 講談社ノベルズ) 読了

榎木津の親戚が榎木津の見合い相手を探すが, 立て続けに相手側に断られてしまう. 榎木津の家柄から, その親戚は連続して断られることを不思議に思った. そんなところから始まった調査だったが, 奇妙な毒殺事件に繋がってしまった

今回は, 京極堂や榎木津の出番は少なく, その分だけ却ってストーリィは分かりやすかった (ストーリィを追いやすかった) 気がした. 「731」 とかいうキーワードに, 少しドキドキした