2013年12月20日金曜日

おっさん, 元気か?

2013 年の 新語・流行語大賞 が少し前に発表された. だけど私と しては, 林先生の「今でしょ」は TV CM で見ていたものの, 「あまちゃん」と「半沢直樹」は 1 度も放送を 見ていないし, 滝川さんの「お・も・て・な・し」も大賞受賞の際に見ただけだった. ひょっとして私は世の中から 取り残されているんじゃなかろうか? とか思っていた

そんな中, R25 の 2013.12.05 (No.341) の連載「結論はまた来週」に, 新語・流行語大賞の言葉は本当に流行っているのか? という指摘を見つけ, 私の実感もさほどずれていないことを 確認して, 少しほっとした

ただ, 新語が使われていないのは仕方ないにしても, 流行語を日常生活で聞かないのは何故か? ということが 気になって, 頭の片隅に置いて考え続けていた. そして, ようやくヒントを掴んだ. これまた R25 の 2013.12.19 (No.342) の 読んでるつもり? から なのだが, そこでは「読書にも安心感や安定を求める 2013 年のメンタリティ」とあり, 流行語を日常生活で 聞かないのも, そんなところが理由ではないかと思った

流行語になるような言葉なら, 日常生活で使われる前からそれなりの人が耳にしているはずである. ただ, それを日常生活で使うには, 低いハードルを越える必要がある. 身の回りの誰かがそのハードルを越えて 流行語を日常生活で使えば, 周囲の人も同調して使い出す. ただ「安心感や安定を求める 2013 年の メンタリティ」は, その低いハードルを越えることさえも拒否しているのではないか? お調子者なら簡単に 越えられたハードルだったのに, 変化を嫌う空気が, そのハードルを高くしているのではないか? 私の中では そんな結論に至った

じゃあ, どうすれば良いか? 少し前の時代には, 周囲の冷笑を気にせず, 条件反射のように言いたいことを 言っていた人々がいた. そう, おっさんたちである. 彼らは「おやじギャグ」という武器を持ち, 周囲の目を 気にせずに自分が良いと思うことを言っていたはずだった. 彼らが「じぇじぇじぇ」とか「倍返しだ」とか 言えば, 勢いのある若手がそれに追従し, その連鎖反応によって日常生活で流行語が使われるようになった はずだったのだ. これが一番「有りうるストーリィ」だと私は思ったのだが, 現実はそうはなっていない. 何故だ? おっさんたちが, 昔の元気を失っているんではなかろうか?

「変化」とか「イノベーション」などの言葉をよく耳にする. そして大学改革 (東大の秋入学など) に 代表されるように, 変化の担い手を若い人々 (会社ならベンチャー企業とか) に担わせようとする雰囲気が ある. でもリスクを取りやすいのは, これまでにいろいろと経験を積んでいて, リスクを取って失敗しても これまでの業績の総和で打ち消せるようなおっさんたち (私が男なので「おっさん」という言葉を使って いるが, おばさんを差別している訳ではないことはご理解いただきたい) ではないか? おっさん, 元気か? おっさんがもっと言いたいことを言い, やりたいことをやる事で, 世の中が良い方向へ動いていくんでは なかろうか?

そういう私もおっさんの端くれだが, 実は風邪こじらせおっさんになってしまい, イマイチである. でも, 今一度問う. おっさん (incl. me), 元気か?

2013年12月4日水曜日

褒めてる?

私の会社は毎朝の朝会で「会社の歌」を歌うことから始まるのだが, ある日, 近くに 並んだ人から「佐藤さんは歌がうまいねぇ~. 声も大きいし」と言われた. その人は, 私にとっては 「顔と名前が一致する」程度の人で, 仕事上で深い繋がりがある訳ではなかったのだが, そう 言われれば私だって嬉しい

ただこの一言は, その人が私の歌を聞いているということを意味しているので, 例えば 手を抜いて歌ったり, あるいはその人から意図的に遠くに並んだりすると, すぐに気付かれて しまう可能性がある. なので私としては, かえって気が抜けなくなり, そのことが 1 日の 始まりを引き締める結果となっている. その人はそこまで意識していなかったと思うが, 褒めら れることで, 私の意識・行動が変化したというわけだ

もう 1 つ. ひと月に 2 回くらいは, 朝, 出社途中にスタバに寄るのだが, ある朝, カウンタで「お客さんはコーヒーがお好きなんですよね? それでしたら~」という感じで, シーズン限定の 商品をチラシを手渡された. 世の中には私の何倍もコーヒーが好きで, またコーヒーに詳しい人が いると思うが, それでもそういう言われ方をされれば嬉しいし, その流れで受け取ったチラシは, 捨てずに 家に持ち帰って熟読してしまった. 「商売だから」と割り切ってしまえばそれまでだが, こちらの例でも, 褒められることで, 私の意識・行動が変化した

我が身を振り返って, 私は周囲の人を褒めているだろうか? 褒めるというのは案外と難しく, 相手の人の 日常をつぶさに観察していないと, 褒めるべきポイントが分からない. 逆に言うと褒めるためには相手に 関心を持って接することが大事である

今年もあと, ひと月. 来年への助走という感じで, 相手を観察することを心掛けてみようと思う

2013年9月15日日曜日

千住真理子「泳ぐ」

日経新聞 2013/09/06 夕刊 1 面に, バイオリニストの 千住真理子 さんが「泳ぐ」というコラムを書いている. 彼女はストレスが 溜まると泳ぐそうだが, 私が 興味を覚えたのは, 最後の段落の「実は余りに気忙しくてここ数年泳いでいなかった」という一文.

気忙しくてここ数年泳いでいなかったのに, なぜ先月から泳ぎを再開したのか? いろいろ理由が あると思うが, 私は「コラムを書いたからではないか?」と感じた

「泳ぐ」ネタじゃなくても, 今年 4 月からコラムを書き続けることで, 不特定多数に対して 何かを語り, そして新聞読者からのメッセージも少しはあったのではないか? そういう対話を 繰り返すことでエネルギが蓄積され, 「泳ぐ」という閾値を越えたのではないか? 私はそんな ことを感じた

これは私の 8/4 の tweet だが, 10km を走った数日前, 私は久しぶりの人たちと飲み会があり, 最近ジョギングしていることを話した. この「話した」ことがキッカケで 10km 走ることが できたのではないか? と思っている

real か virtual か fake かは別にして, 人とのコミュニケーションによって エネルギを蓄積する. そしてそのエネルギを消費し, またコミュニケートすることで 正のフィードバックループを回す. そんなことを意識していこうと思っている

スターバックスカード

スターバックスカード を購入した. 写真の上段が スターバックスカードで, 下段はその PR 用のシール. このハチドリ柄のカードは 公益財団法人みちのく未来基金 への寄附と連携しているが, 普通に「サインレスでスターバックスで使えるカード」として便利である. クレジットカードから オンラインで入金できるし, 残金の確認もオンラインで可能

スターバックス側としては, いつ, 何を飲んだ (or 買った) かが, 個人レベルで追跡できる ようになることが, カード発行・維持費用を差し引いてもプラスになるということだろう (ほぼアイスコーヒーしか飲まない私を追跡しても, あまり良いデータは得られないかもしれないが)

実際に使った感想として, 訪れたお店や注文の履歴が見られると, ちょっと面白いと思った. 日によって 豆の種類が違うので, そんな履歴を後で確認できると, 味オンチの私も少し賢く慣れるかもしれない

2013年9月13日金曜日

「共喰い」★★★★★

2013/09/13 の 日経新聞・夕刊の 映画欄で, 「共喰い」 (監督 ; 青山真治) に星が 5 つ付いていた. この欄で, 星 5 つ もらえるのは非常に珍しく, 「へぇ~」と思った

原作は第 146 回芥川賞を受賞. 原作者は田中慎弥. 彼のインタビューが R25 の 2013/09/05 号に 出ていたが, 彼は「とにかく毎日書く」と決めているとのこと

ふと思い出したのだが, 何年も前に読んだ大前研一の本にも, 例えば 料理研究家になりたければ, 毎食いいものを食べて舌を鍛えろ, という ことが書いてあったと思う. 細かいところが記憶違いになっているかも しれないが, プロになりたければそれに向けた活動を毎日続けろという メッセージだと思う

今, 私が毎日続けていることは, 特に無い. ウィークデーの朝は 腹筋・背筋・腕立てをしているとか, 週に 1 回はジョギングしている などはあるが, 毎日ではない. 将来の星 5 つに向けて, 毎日, 何かを しつづけようと思う

2013年8月17日土曜日

技術の進化についていっているか?

10 年選手のプリンタの調子が悪い. 原因はほぼ特定できていて, インクジェットのヘッドの 部品を交換すれば直ると思うのだが, すでに製造中止で入手できず. ヘッドの洗浄液 (もちろん 純正ではない) などで何度か掃除したが, 掃除直後は good でもすぐに動作が怪しくなるので, とうとう新しいプリンタに買い替えた

買ったのは, EPSON の EP-805A. 昔は「CANON のインクは各色独立だけど, EPSON の インクは一体だから‥」という分かりやすい違いがあったのだが, 近頃は EPSON でも インクは各色独立になっていて, もはや選択の理由にはならなかった.で, 店の人の. 「最近売れているのは, この機種」 「文字を印刷するなら顔料インクを搭載している CANON だが, 写真なら EPSON のほうが いい」という話に乗っかって, 前述の機種を購入

プリンタのセットアップは簡単で, すぐに使えるようになったのだが, その際に 衝撃的だったことをまとめておく

プリンタは, もはや PC に接続することを前提としていない
スマホやタブレットから印刷する場合, 無線 LAN や WiFi で繋がるので, プリンタ的には AC 100V に繋いでインクをセットすれば, 一応セットアップは終わる. また私も 有線 LAN で繋いだので, 直接 PC とは繋いでいない. 無線 LAN などを使って 複数の端末から印刷するということが, もはや当たり前の世の中になってしまった ことに, ふと気がついた

小さくなった
これまで使っていた 10 年前のプリンタと比べると, 設置面積は同等だが, 高さが 圧倒的に小さくなった. 紙送り機構などが, 大幅に変化しているのだと思う. この 10 年で新しいアクチュエータが実用化されたわけではないと思うので, 設計的に地道に見直しを 図っていった結果だと思う. もちろん, その過程で切り捨てた機能 (例えば紙の 厚さ制限が厳しくなったとか, 一度にセットできる紙の枚数が減ったとか) は あると思うが, それでもエポックメイキングな発明が無くてもまだまだ進化する 余地があることを示している好例だと思う

外観がきれい
10 年前のプリンタの外装は, ほとんどがシボ面 (梨地面) だった. これは, 樹脂成形の 外観不良を目立たなくさせるためだと思う. 一方, 今回購入したプリンタの外観は, その 一部は光沢面 (いわゆるピアノブラック) である. 意匠 (デザイン) 面の優位性を 出すために, その陰では金型加工技術や樹脂成形技術の向上がなされているの だと感じた

10 年ぶりに新しいものを買うとその進化に素直に驚いてしまうが, 一方で, そんな 人間がエレクトロニクス業界で働いているのはマズイなと思った. そういう認識を 持てた点も, 今回の買い物のメリットの 1 つであった (もちろん今までよりも 高速・高画質で印刷できるようになったのも happy なのだが)

2013年5月26日日曜日

知識の伝承って難しい

先日, とある学会に参加したときのこと, 学生さんの発表に対し, 別の大学の先生が 「その現象については, 私がかつて研究して結論を出している. 私の文献を調べて欲しい」と いうようなことを言っていた. 多分, その先生の言ったことは正しいのだろうが, では 何故, その先生の研究成果が冒頭の学生に伝わらなかったのか? ということを考えた

その学生の調査不足と言ってしまえばそれまでだが, 敢えて学生の肩を持つとすると, 関連の情報がアクセスしやすい状態でまとまっていないのが原因だろう. 仮に, その 現象のメカニズムが完全に分かっていれば, 例えばシミュレーションソフトという 形で知識をまとめることができる. しかし今回の件に関して言えば, シミュレーションで 再現できるほど単純 (最近のシミュレーション技術は, 以前よりも複雑なことを取り扱える が‥) ではないものであった

別の視点で「論文が積み上がったら, 1 冊の本にまとめれば良い」というアイデアも ある. しかし最近の「学術書が売れない」風潮を考えると, わざわざ本を出版する モチベーションが, 筆者にも (すでに論文を書いてるし, 読む人が少ないなら書く 意義が無い) 出版社にも (売れない本は出さない) 無い. ただ, この風潮を突き詰めると 「難しい本を学生が読まなくなったから, 難しい本が出版されないのだ」となり, 学生を 責めることになってしまうので, 「ニワトリと卵」的な議論に陥ってしまうのだが‥

今回の件に対しては, 私は解決策案を持っているのだが, それを その先生に提案すると怒られてしまいそうなので, 発言するのを躊躇している. しかし一般的にこんな「車輪の再発明」的な問題はいろんなところ (学会内だけでなく, 例えば 既に大学で研究しているのに, 企業がそれを知らずに懸命に後追いしているなど) で 起きていると思うし, 特にリソースの少ない日本に住む人間としては, 何とかならないもの かと思っている. さもないと, S/N 比の低い文献を人海戦術で解読できるようなところに 油揚げをかっさらわれてしまいかねない

2013年5月19日日曜日

日経新聞・文化40面 (2013\05/14)

2013/05/14 ; 鼻リコーダー二刀流



分かりにくいかもしれないが, 上から白抜きのクローバー, 二重縦棒, ♪. これらは順に鼻, リコーダー, 音楽を表している. 改心の表現だと思う

2013年5月4日土曜日

日経新聞・文化36面 (4/29-5/3)

2013/04/29 ; 版画でプロ野球ニュース



正しくは「○」ではなく, 「○」の中に硬式球の縫い目を入れた, 「ボール」そのもの

2013/04/30 ; 遷宮の尺八, 60 年の余韻



正しくは「《」を時計回りに 90 度回転させたもの. 尺八→竹ということで, 竹の節をイメージしたと 思われる

2013/05/01 ; エノケン喜劇, 支えた台本



台本の形をイメージしたか?

2013/05/02 ; 職漁師は「山河の哲人」



釣竿ですね

2013/05/03 ; 東海道・吉原宿, 数奇な足跡
Ω
Ω
Ω
正しくは「Ω」の上下をひっくり返した形. 街道がくねくねしている様かと思ったが, 伝馬制度に ちなんで馬の蹄鉄を表しているのだろうか?

2013年4月27日土曜日

日経新聞・文化36面 (4/22-4/26)

2013/04/22 ; 被災者が見た被災地
Г
Г
Г
英語の r (アールの小文字) にも見えるが, これはロシア語のГ (ゲーの大文字) だろう. 最初は「リアス式海岸 (ria coast)」の「r」かと思ったが, そうではなく, リアス式海岸の 断崖絶壁感を「Г」の形で表現したのだと思う

2013/04/23 ; 肥後のめがね橋, 礎は庶民



庵点 はめがね橋を 横から見た輪郭, 「∞」は水面に反射してめがねのように見える様を表すのだろう

2013/04/24 ; 長崎に眠る異人たどる
*
*
*
対応するフォントが見当たらず, すべて「*」としたが, 上と下は「○」の中に「△」. 中は「●」 の中に白抜きの「△」. 多分, 墓碑の形状をイメージしたのだと思うが‥

2013/04/25 ; 竿の魅力に釣られて


J
縦 3 文字で 1 つの絵を表しているが, 釣りネタのときはこんな感じになることが多いと 思う. 上から順に釣竿, 糸, 釣り針である

2013/04/26 : 女寄席芸, 高座に咲く



唄, ということで

2013年4月25日木曜日

Ubuntu 12.10 (日本語 Remix) インストール

1 年前に PC を買い換えて以来, ようやく Ubuntu をインストールし, Windows7 と Ubuntu のデュアルブート環境を復活させることができた

Win の C ドライブは, 購入直後に 2 つのパーティッションに分けていて, そのうちの使っていない 300GB 程度を Ubuntu に充当. インストール用の DVD で起動し, インストール先の設定を手動で実施. インストール後に 再度インストール用の DVD で起動し, 「試してみる」で Ubuntu を立ち上げた後で, Ubuntu のブートイメージを 取得. それを Win のブートマネージャに登録し, Win のブートマネージャを使ったデュアルブート環境を構築

Ubuntu 側のアプリケーションのインストール & 環境設定を行ったが, 感動したのは, Win で 使っている Thunderbird の設定ファイルを Ubuntu 側の Thunderbird でも共用することで, Win と Ubuntu のどちらで起動しても同じメール環境を あっさりと実現できたこと. 便利な世の中になったなぁと, 素直に思った

風疹

4/20 に発疹が現れ, 翌 4/21 に医者へ行くと, 多分, 風疹だろうとのこと. 当然, 外出すると うつしてしまうため, 今週はまるまる会社を休み, そのまま連休突入ということになってしまった

花粉症なので普段からマスクは付けているが, 多分, 4 月中旬に (風疹が流行していると 言われている) 東京へ出張した際にもらったのだと思う. 大人の風疹は重症化する恐れが あると聞いたが, 私の場合は発疹 + 微熱 (Max 37.0℃) くらい. 会社を休んだとはいえ, 1 日中寝ていなければ ならないほどの症状でもなく, だいたい普通の休日のような暮らし (それでも業務時間中は申し訳ないので, 遊びは控えて本を読んだりしてましたが‥) だった

あらためて風疹について調べてみると, 私の世代の男性は予防接種を受けていないそうだ. 感染の拡大を防ぐためには, 感染者の密度をある一定以下に抑える必要がある. しかし, 感染して分かったのだが, 風疹は潜伏期間が長く, 潜伏期間中は感染の自覚は無いのに他人に病気をうつしてしまうという危険な状態なので, 「発症してから他人との接触を控える」では感染の拡大を防ぐことは難しい. なので, 私のように, 体調は それほど悪くないのに外出できず無為な時間を過ごしてしまうというリスクを回避するためにも, 余裕があれば 予防接種を受けるのが良いだろう

2013年4月21日日曜日

キンタロー。はどれだけ AKB か?

4/20 の めちゃイケ で AKB のメンバと キンタロー。 が 5 教科のテストを 受けていた. その結果を MT システムの考え方で分析し, キンタロー。がどれだけ AKB か 調べてみた. ソフトウェアは R 3.0.0 (Win 版, 64bit) を使用. また参考 URL は次の通り.

> source("http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/src/mahalanobis.R", encoding="euc-jp")

> dat <- matrix(c(       # キンタロー。以外の 14 名の結果. 
   89,98,69,80,86,       # 左から順に国語, 数学, 社会, 理科, 英語
   85,79,88,72,88,
   69,75,75,60,89,
   62,79,78,59,87,
   77,65,68,85,65,
   68,79,65,66,63,
   63,77,64,65,56,
   72,70,44,64,73,
   66,40,63,61,63,
   76,58,60,49,45,
   53,70,55,47,53,
   48,52,59,50,52,
   54,47,45,81,32,
   56,58,34,54,37
), ncol=5, byrow=TRUE)

> dat                    # データの確認
      [,1] [,2] [,3] [,4] [,5]
 [1,]   89   98   69   80   86
 [2,]   85   79   88   72   88
 [3,]   69   75   75   60   89
 [4,]   62   79   78   59   87
 [5,]   77   65   68   85   65
 [6,]   68   79   65   66   63
 [7,]   63   77   64   65   56
 [8,]   72   70   44   64   73
 [9,]   66   40   63   61   63
[10,]   76   58   60   49   45
[11,]   53   70   55   47   53
[12,]   48   52   59   50   52
[13,]   54   47   45   81   32
[14,]   56   58   34   54   37

> Mahalanobis(dat, rbind(c(78,88,58,70,96))) # キンタロー。の結果
        d2          P    # マハラノビス平方距離と,基準群への所属確率
1 10.00366 0.07513169

キンタロー。が AKB に所属している確率は 7.5%. 通常は 5% 以下で仮説を棄却することを 考えると, テストの点数だけでは「キンタロー。が AKB に所属している」ことを否定しづらい. この手の 分析をするには, AKB のデータがちょっと少ないのが課題か.

日経新聞・文化36面 (4/16-4/19)

2013/04/16 ; 「まんが道」仲間に捧ぐ



「〆」を 3 つ重ね, 〆切がきつかった様と, ひたすらペンで書きまくっていた感じが 表れている

2013/04/17 ; スヌーピー, アート観共鳴

θ

同じような形を持つ「∞」と「θ」を重ねている. 最初はスヌーピーの耳のたれた様を イメージしているのかと思ったけど, 多分「∞」はピーナッツだろう. 「θ」のほうは スヌーピーの頭かもしれない. もちろん「スヌーピーよ, 永遠に」の想いもあるはず

2013/04/18 ; ショスタコの伝道役に



上下の「♪」は良いとして, 真ん中の星は「ショスタヴィッチ」だからか?

2013/04/19 ; 世界の床屋さん パチリ



中央の「〆」はハサミ. 上下の「□」が分からないが, 床屋の椅子とか, カメラかな?

2013年4月13日土曜日

日経新聞・文化36面 (4/8-4/12)

日経新聞の最終ページの文化面 (36面) の段落区切りマークが面白い. 前から 気になっているのだが, まずは今週分を抜書きしておく

2013/04/08 ; 地図が語る札幌の歴史



札幌市の徽章にちなんで, 星を配した模様

2013/04/09 ; マンドリン 親しき旋律



楽器だから (これはありふれた感じ)

2013/04/10 ; 間取り図好き いらっしゃい






三角 (本ブログでは全角の▲だが, 実際の紙面では高さが半分の▲になっている) と凵で, 家の形を 表現. 絵文字文化の, また別の進化を感じさせる

2013/04/11 ; コの字酒場に乾杯


Π
「コ」に似た 3 つの文字を配置. 日本の文字には「コ」をどの方向に回転させた文字でも存在することを, 今回は 気付かせてくれた

2013/04/12 ; 原田積善会の 93 年



今回は難問. 「原田二郎」の「二」から来ていると考えられるが, それ以外にも文中には 「(1920 年)」, 「全財産約 2000 万円」, 「200 億円」, 「嘉永 2 年」など, 2 にまつわる 表現が多かったので, 「Ⅱ」を重ねたのか?

2013年3月3日日曜日

教えるって難しい

先日, 新幹線に乗ったら, 隣は外国人の女性だった. 車中, 私は本を読んでいたのだが, 彼女は鞄からレポート用紙を取り出して, それのチェックを始めた. 多分, 彼女は英語の 先生で, 生徒の英作文の宿題か何かを採点していたのだと思う

ちらちらとその英作文を見ていると, 単純な文章で単純なミスをしているものがほとんど だった. これならわざわざ外国人の先生を連れてこなくても, 日本人の大学生のアルバイトで 十分だ. しかも彼女は間違いの多い英作文であっても, ポジティブなコメントを書き込み, 比較的 高い点数を付けている. 何となく 腑に落ちない感じだった

しばらくして十人分程度の英作文の採点を終えた彼女は, そのレポート用紙を鞄に しまうと, A5 サイズのノートを取り出し, それを見始めた. ちらっとそのノートを見ると, そのノートは彼女が日本語を勉強する際に使用しているものらしく, たどたどしいひらがなと, その意味を 示す英単語がセットで書かれていた. つまり彼女は英語の先生であり, かつ日本語の生徒であったのだった

そのとき, さっき腑に落ちなかったものが, 少し理解できた気がした. 日本語の初級者である 彼女は語学の勉強の大変さを身に染みて感じており, 生徒の目線でどのような指導であれば 勉強が進むかを肌で知っているから, 間違いの多い英作文であってポジティブなコメントを書き込み, 比較的高い点数を付ける ことで, 勉強を前に進めようとしていたのではないか?

そんなことを考えていたら, ふと楽天の三木谷さんのことを思い出した. 楽天社内の 公用語を英語化する際, 三木谷さん本人はアメリカへの留学経験もあったので英語にはさほど 不自由をしていなかった. しかしそれではこれから英語と格闘しなければならない社員との 差が大きいので, 三木谷さんは中国語の勉強を始めた. 会社の命令で英語を勉強する ことになった社員の気持ちを理解する手段の 1 つとして, 中国語を勉強したのだろう (もちろん, 中国語を話せればビジネスで有利という思惑もあっただろうが)

「教える」とき, 相手の間違いを指摘するのはたやすい. しかしそれだけでは不十分であり, 結果として相手が成長したときに初めて「教える」という行為が完了したと考えられる. だから 英語を教えるには単に英語の得意な大学生では力不足で, 教わる側の気持ちも理解できる彼女のような 人が適しているのだろう

最近, 立ち読みした雑誌に書いてあったのだが, 親はよく子供に対して「勉強しなさい」と 怒るが, 親自身が子供だったときに「勉強しなさい」と言われてどう感じたかをよく思い出して みると, その行為にあまり効果がないことはよく知っているはずである. 誰もがかつては教わる 側であり, 教わる側としてしてもらうと嬉しいこと, あるいはされたら嫌なことは体験を通じて 知っているはずなのに, 教える側に立場が変わるとそのことをすっかり忘れてしまうものである

教えるって難しいと, しみじみと感じた

2013年1月26日土曜日

スタバのコーヒーを会社で飲む

理由はいくつかあった

1 つ目. 会社へは普段, ペットボトルのお茶を持っていく. しかし宴会の翌日とか, 長い会議が あるときなどは, 頭をすっきりさせるために缶コーヒーを買っていく. 缶コーヒーを買う場所は 通勤経路にある自販機やコンビニなので, 知らず知らずのうちに少ない種類の缶コーヒーを飲み 続けているという結果になっている. また, 私はどちらかというと味オンチで, コーヒーの味の 違いが良く分からない. 味も分からずにコーヒーを飲み続けるのもどうかと思い, たまには (一般的に) おいしい (と言われている) コーヒーを飲みたいと思い, スタバのコーヒーを会社へ 持っていこうと思った

2 つ目. 2012/12/26 の日経新聞の「大機小機」欄で, 「日本企業では多くの人がコスト 低減のために知恵を絞っているが, 売価アップのために知恵を絞っている人はとても少ない」と いう主旨のの文章があり, なるほどと思った. 一方, スターバックスジャパンの株価は絶好調 (例えば 2013/01/12 の日経新聞「スターバックス・6 年ぶり高値圏」) である. 最近, マクドナルド などのファーストフードやコンビニでもコーヒーを強化している中, それらのコーヒーよりも 2 倍 以上高い値段でコーヒーを販売しているスタバの経営が絶好調なのは, 何かしらの理由が あるからだろう. それを, 肌で感じたいと思った

3 つ目. 先日, 出先のスタバでカップにコーヒーを入れてもらい, それを持ち歩いたのだが, フタがしてあるとはいえ, やはり少しこぼれてしまう. なので持ち歩くときはこぼれない容器に 入れてもらう必要があると感じた

こんな経緯から, 会社でここ一番のときには, 家からタンブラーとか水筒を持っていって, 通勤経路上にあるスタバでコーヒーを入れてもらい, 会社で飲もうと考え, 先々週, 決行した

その結果, いくつもの気付きがあった

1 つ目. やはり値段には理由があると感じた. 缶コーヒーと比べたら失礼だが, その味の違いは 素人でも良く分かり, 持って行った水筒 (タンブラー?) の保温性能との相乗効果で, 夕方くらいまで 暖かくかつおいしいコーヒーを飲むことができた

2 つ目. 値段を決めるのは, コーヒーの味だけではないと分かった. 朝 7 時台にも関わらず 2 名の店員さんが親切に応対 (コーヒーの種類の説明, 容器持参で 20 円引きの説明, one more coffee サービスの説明, ‥) してくれ, そんな応対だけでこちらの体温が 0.5 ℃くらい上がった気がした. 我が職場ではコーヒーを売っているわけではないが, こんな雰囲気・応対で仕事が進めば, 今以上に 明るい職場になるかもしれない. 職場活性化のヒントは, ひょっとしたら早朝のスタバにあるのかも しれない. そんな気がした

3 つ目. 早朝に関わらず, スタバにはいつも数名のお客さんが来て, コーヒーを飲んでいた. 私はスタバといえば日中の混雑した状況しか知らなかったのだが, 早朝のそこは非常に落ち着いた 空間で, それを目当てに何人もの人が訪れているということだろう

ただ, そうは言っても安くはなく, グランデで 380 円 - 容器持参 20 円 = 360 円を毎日という のはちょっと厳しい. スタバにはごめんなさいだけど, 「スタバのコーヒーを会社で飲む」は 当面はここ一番の ときの儀式とします

2013年1月14日月曜日

2013 年 ; 年頭所感 (3) いいものを感じる

3 番目は「いいものを感じる」ように努めて, 生活していきたいということ

法隆寺 は現存する世界最古の木造建築物として 有名であり, 東京スカイツリー の設計でも 参考にされている. 法隆寺以前にも木造建築物が数多くあったはずだが, それらが残らず, 法隆寺が 現存しているのは, 様々な幸運 (天災が少ない地域だったとか, 放火が無かったとか) もあったと思うが, 法隆寺までの いろんな試行錯誤の結果が法隆寺を生んだからだと思う. そして法隆寺建造時点では 1000 年以上も 耐えられるかどうかは分からなかったと思うが, 結果として 1000 年以上の風雪を耐え抜き, その 堅牢な構造を証明したのだ. 建築物に限らず, 美術品や音楽など, 歴史がその価値を証明している ものの重みには, そうやすやすと覆せない力強さがある

一方の現代, 例えば建築物の設計の際は, その適切さの評価を歴史に委ねるわけにはいかないので, 定められた手順で構造計算を行い, 妥当性を確認する. 現代の技術が複雑な計算を可能にしたから, なせるわざである. しかしデザインなど, 計算だけでは何ともならない領域もあり, そういうところでは 磨かれた人間の感性が必要になる. また仕事のやり方などというものについても, スムーズに 進みそうだなとか, どこかに無理があるんじゃない? とかは, 理詰めで分かる場合もあるが, 感性で 何となく分かる場合もあると思う. そんな考えから, いい仕事・いい生活をするためには理性だけでなく 感性も磨く必要があり, そのためには「いいものを感じる」力を up させる必要があると思う

普段の生活でも, 例えば食事の際にきちんと味わって食べるとか, 通勤時の景色を意図的に 眺めるとか, 車の運転時のブレーキングでショックをなるべく緩和させるとか, 今年はそんなことに 注意を払おうと思う

私は外で何か飲む際はコーヒー (ブラック) を頼むことが多いのだが, 実はコーヒーの味が よく分からない. 職場でいつも同じ缶コーヒーを飲んでいるからか? と思い, ならばたまには スタバ のコーヒーでも職場に持っていこうと考えて, 昨日, 水筒を買った. 今週末, 半日が会議で潰れる日があるので, そのときに決行しようかと思っている

以上, 2013 年の年初に考えたことでした. 今年もよろしくお願いします

2013 年 ; 年頭所感 (2) 勉強する

今年の取り組みの 2 番目は「勉強する」ということ

昨年から, 肩書き上は 100% の管理職になった. で, この 1 年, 管理職の仕事とは 何だろうかと考えている. 東レ経営研究所の 佐々木常夫 氏の ように管理職は 100% 管理職としての仕事をすべしという人もいれば, キヤノン電子の 酒巻久 氏のように プレーヤとしての姿も示すべしという人もいる. 要は自分の管理職像は自分で考えろ (というか, 考える 過程にこそ本質がある) ということだと思うが, 現時点での私のスタンスはやや後者よりで, 管理職とは言ってもプレーヤとしての要素もあるし, それゆえプレーヤとしての成長もそれなりに 目指さないとダメだろうと考えている

そこで昨年を振り返って, 例えば昨年 1 年にどんな本を読んできたか? を調べてみると, 技術者と しての成長に繋がる読書はほとんどなくて, 大半はビジネス書と小説だった. 管理職という立場での レベル up → ビジネス書, 時代の風を感じる → 小説という発想で, 意図的な読書ではあったの だが, 技術書が結果として少なかったのは, ちょっとバランスを欠いていた気がする

また失敗し続けている 工業英検 1 級にも, 近々もう 1 度 トライしたい. 今回の作戦としては英語の地力を向上させるべく, 英語の本を読むことで英文に触れる 時間を長くしようと考えている. これによって, 英文を読むスピードや理解力を高めていき, 1 ~ 2 年後 には受験したいと考えている

というわけで今年のポイント 2 つ

(1) 技術者としての勉強をする. 小説の分量を減らし, また分野を絞って 技術者としてのレベル向上に努める

(2) 英語の本を読む. 邦訳された本で評判の良いものは読んでも役に 立ちそうだし, また円高の今なら邦訳版よりも原書のほうがかなり安い (Amazon のおかげ なのだが) ので, 頑張ります

なお, 読んでいる本は ブクログ で 随時公開中です

2013年1月13日日曜日

2013 年 ; 年頭所感 (1) 健康に気をつける

2013 年が始まってだいぶ経ったが, 今年は健康第一でいきたいと思う

この正月休みは風邪でダウンした. 2 度も医者へ行って診てもらったのだが, どうも 風邪 + 疲労 → ダウンという図式らしい. 昨年は珍しく肩凝りが気になり, もう 40 才だから 四十肩か? とも思ったのだが, 肩凝りも疲労から来ているとのこと

というわけで今年は, 年齢を自覚しつつ健康に留意して過ごしていきたい. ポイントは 3 つ

(1) 生活のメリハリをつける. 健康第一だからたくさん休みたいと 思っても, それは無理. なので, On と Off のメリハリをつけて, 仕事のときは仕事を 頑張り, 家にいるときもやるべきことは頑張ってこなして, 休むときは休む. こんな 風に生活にメリハリをつけたいと思う

(2) 継続的に運動をする. 一昨年までは, たまに卓球とか, 忘れた 頃にジョギングとかをしていたのだが, 昨年は運動量が激減し, 結果として体力が落ちて いると思う. なので家でもできるジョギングくらいは何とか継続したい. また普段から 運動量を増やすため, 最近, 通勤時に 1 駅分くらいは歩くようにしているので, これも 続けていきたい

(3) やせ我慢をしない. これまでは多少の無理はきいたけど, もはや 無理をするとかえって悪化するような年齢になってしまった. ということを自覚して, 日々の生活を送るようにしたい

まずは厄年なので, お参りからか? 昨年末, 春日大社からお誘いの手紙も届いたことだし

続いて「年頭所感 (2) 勉強する」, 「年頭所感 (3) いいものを感じる」があるのだが, 時間があれば書きます. ひとまず, 今日のところはここまで