2010年10月3日日曜日

「日本人へ・国家と歴史篇」 (塩野七生, 文春新書) 読了

文藝春秋に連載されていたものを, 1 冊の本にまとめたもの. イタリアからの視点で日本を捉えた言葉が, いちいち腑に落ちた. 特に, 外交問題が顕在化している今日に, 強い説得力を持つ言葉が 多かった

何事も, 完璧を期している限りは実現しない, とか, 全員を救おうとすれば一人も救えなくなるという, 人間社会の厳しい現実 (事業仕分けに対して) など, 肝に命じておくべき言葉がたくさんあった. 「日本人へ・リーダー篇」というのも出ているので, 読んでおきたい

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