2012年4月8日日曜日

「ローマ人の物語 <6, 7> 勝者の混迷 <上, 下<」 (塩野七生, 新潮文庫) 読了

上下巻を一気に読み, 内容が少しごっちゃになってしまったので, まとめて記載. 急ぐ改革は, 民衆がそれと気付かないうちになされなければならず, 気付いてしまうと, こじつけであっても 負の側面が強調されて, 結局元に戻ってしまう. かといって環境が整うまで改革を待つと, 改革が 成されるまでに社会が疲弊してしまう. 短期間で得られるメリットに人間の行動は支配されがちなので, 目の前のアメをうまく使う必要があるのだろうか?

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