2014年11月1日土曜日

スマホデビュー

スマホに切り替えた. それまで使っていたケータイ (Samsung の 740SC) で問題は なかったのだが, 2000 円台の料金をうたう「格安スマホ」なら今と同程度の料金で 新しい機能 (高画素のカメラ, インターネットへの easy access, etc) を使えるように なるので, エイヤで変えてしまった. 選択したのは So-net の 「So-net モバイル LTE +Talk S2プラン」の「スマホセット 2480」で, おおむね 次のような内容になっている

  • SIM カード ; 1890 円 (下り最大 150Mbps, 通信規制 1.5GB, 通話 20円/30秒)
  • スマホ ; 590 円 ( ZTE Blade Vec 4G)

So-net を選んだ理由は, こんな感じ

  • 090/080 の番号が使える (MNP にも対応)
  • 格安スマホを検討した 9 月, 10 月において, 比較的料金が安い
  • 自宅のプロバイダも So-net なので, 少し割引を受けられる
  • 通話料金が安い Biglobe も検討したが, 同じことが 楽天でんわ で可能 (執筆時点ではキャンペーンで 3 分 0 円のプランが出た) なので, 通話料金を気にして Biglobe を選ぶ必要は無いと思った

以下, 申し込みの流れを時系列で説明する

ある週末
So-net の web page で申し込み方法をチェック. 身元確認書類として, 運転免許書の画像を準備

Day X-1
Softbank から MNP 予約番号を入手しようとしたが, 結局失敗. ケータイから My Softbank の ページにアクセスしたが, 私の場合は「ネットではなく電話で申し込め」と言われた. 夜 19:30 頃に 電話をしたが一向に繋がらず, 受付終了の 20 時になってしまった

Day X
朝 9 時, 受付開始と同時に電話し, MNP 予約番号を入手. 同日夜, So-net の web page からスマホを 申し込んだ. 事前の調査では「MNP 予約番号の有効期限が 4 日以上であること」と書いてあったので, 4 ~ 5 日でスマホを入手できると思っていた. しかし申し込み中に「人気の機種なので最長 3 週間 かかる」とか「機種の入荷待ち中に MNP 予約番号の有効期限が過ぎた場合は申し込みを取り消す」などと, 不安感を抱かせるメッセージが出てきた. また予想外の出費として, 留守番電話のオプションとして 300 円が 追加発生

Day X + 3
会社からの帰りにケータイを見ると, 圏外になっていた. 新しい SIM カードの準備ができたらしい

Day X + 4
自宅に SIM カードとスマホが届いた. 十分に充電されていなかったのか, はたまた私の電源ボタンの 押し方が悪かったのかは今となっては不明だが, 電源ボタンを押しても画面が明るくならなかったので, ひとまず充電. その後, セットアップ. また, 保護フィルムをネットで注文. ケースについては, 専用 ケースは非常に品薄. ネットで調べると汎用のケースを活用している事例も多く見つかった. 今のところは 私はケース無しとして, 鞄に入れるときは 100 均で買ったスポンジ風素材の入れ物に入れることにした

Day + 5
アドレス帳の移行など, 種々の設定. ケータイから vCard 形式で保存したアドレス帳を Gmail へ インポートし, それをスマホと同期させることでアドレス帳を移行した. Gmail に友人・知人の 電話番号を残しておくのはイマイチに感じ, 移行作業終了後に Gmail 側のデータを消去したら, それに 同期していたスマホのアドレス帳も消えてしまった :-). 再度, 前述の手順を繰り返してアドレス帳を 移行し, スマホ側の同期を off にしてから Gmail 側のデータを消去した

Day + 6
初めて屋外へ持ち出したが, 1 日でバッテリーの残量が 30% 以下になってしまった. 頻繁に通信をしている widget を消し, 屋外では手動で wi-fi を off にするようにした

Day + 7
バッテリーは, 1 日経過しても 70% 以上をキープしていい感じ. マナーモードの設定が, バイブレーションも しない設定になっていたことに気付き, 設定を変えた

使ってみた印象を列記する

知ると見るとで大違い
実際に使ってみて「あぁ, そういうことか」と思ったのは, PC で Intel (CPU) と Microsoft (OS) が やっていたことを, スマホでは Qualcomm (CPU) と Google (OS) がやっていたんだなということ. Intel や Microsoft が PC でデファクトスタンダードを握るというアクションを, Qualcomm と Google はスマホで繰り返していたということに, スマホを手にしてようやく気がついた. やはり新しいものは自ら試してみないとダメなんだなと, あらためて感じた

格安スマホを誰に勧めるか?

So-net が説明する初期設定の方法では, wi-fi の設定や Google+ との同期は「キャンセル」となっている. つまり最低限の通話と通信 (wi-fi ではなく LTE や 3G の通信) の設定を説明するのみである. 通信規制の 1.5GB に 収まるライトユーザで, そういう使い方で割り切れる (例えばアドレス帳の移行は手動でやるとか) なら, それで 良いかもしれない

しかしそこから一歩踏み出そうとすると, 自助努力になってくる. バッテリーを長持ちさせる方法や wi-fi の使い方など, 分かってしまえば難しいものではないが, ある程度の知識やカン (こういう設定は このへんでできそうだ, など) が必要になってくる. そういうことが苦手 and/or 面倒な人は, 親切な 家族や友人が近くにいないのであれば, 親切丁寧な普通のスマホのほうがいいかもと感じた (最近の新聞では, 格安スマホ向けのサービスが新しいビジネスになるという話も出ていた)

私自身, 今後も便利な使い方を模索していきたい

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