平安神宮に近い 京都国立近代美術館 で開催された 「パウル・クレー展」に行ってきた. クレーの創作の過程を 見せるような展示になっており, 単なる絵画ではない不思議さを感じた
クレーの作品で変わっているところとして, 例えば 1 度描いた絵画を切り離して複数の別の作品に 仕上げたり, 切り離したものを貼り直して 1 つの作品に再構成したりする点がある. 抽象的な絵画を 切った貼ったして完成に仕上げていく過程は, なんでそんなことをするのだろう? という思いを 抱かせる
また, ある作品の裏面に別の作品が描かれていたり, 黒の油絵の具で作ったカーボン紙で デッサンを転写して作品を作るなど, 制作過程にこだわり (?) を感じる作品も多く, 今回の クレー展ではそのような制作過程を意識した展示になっていた. 「なぜそういうふうに描くのか?」と 考えても分からないのだが, いつもと違う切り口で絵画を見るのは新鮮だった
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