2011年5月8日日曜日

「〈アイデア〉の教科書」 (山田壮夫, 朝日新聞出版) 読了

電通で働く著者が, ロジカル・シンキングなどでは解決できないような課題に 対する <アイデア> を考えるための「ぐるぐる思考」を紹介した本. それとは 気付かないうちに, これに似たような発想法をしている場合もあるかもしれないが, 発想のプロセスを意識することで, よりよい <アイデア> にたどり着けるように なると思った

なるほどなぁと思ったのは, 本筋の「ぐるぐる思考」に関することはもちろんだが, それ以外に「イノベーションの 3 要素」にも興味を持った. 本書ではイノベーションの 3 要素として, 起業家精神, アイデア, 技術が挙げられている. 良いアイデアがあり, それを実行するための技術があったとしても, 起業家精神, 私の解釈ではその取り組みを 継続していくための仕組みやリソースにまで気が回らないとダメということだろう. 一時的な取り組みでは, その時は良いとしても, 結局は続かなくて元に戻ってしまう のだ

本書で触れられていた, 野中郁次郎さんの本も読んでおきたい

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