2011年9月24日土曜日

「ローマ人の物語 <33> 迷走する帝国 <中>」 (塩野七生, 新潮文庫) 読了

皇帝マクシミヌス・トラクスから, 皇帝ガリエヌスまで. 東方・西方からの蛮族の侵入を 受けながら, 皇帝はめまぐるしく変わり, そんな余裕も無いのに内戦で国を消耗させたり していた時代の話. 皇帝は政治のトップであるとともに, 軍事のトップでもある. なので両方を 満足させないと皇帝の足場が崩れてしまうというのが, 皇帝の難しさだ (しかも血筋とか 正統性とかも要求されている)

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