2013年9月15日日曜日

千住真理子「泳ぐ」

日経新聞 2013/09/06 夕刊 1 面に, バイオリニストの 千住真理子 さんが「泳ぐ」というコラムを書いている. 彼女はストレスが 溜まると泳ぐそうだが, 私が 興味を覚えたのは, 最後の段落の「実は余りに気忙しくてここ数年泳いでいなかった」という一文.

気忙しくてここ数年泳いでいなかったのに, なぜ先月から泳ぎを再開したのか? いろいろ理由が あると思うが, 私は「コラムを書いたからではないか?」と感じた

「泳ぐ」ネタじゃなくても, 今年 4 月からコラムを書き続けることで, 不特定多数に対して 何かを語り, そして新聞読者からのメッセージも少しはあったのではないか? そういう対話を 繰り返すことでエネルギが蓄積され, 「泳ぐ」という閾値を越えたのではないか? 私はそんな ことを感じた

これは私の 8/4 の tweet だが, 10km を走った数日前, 私は久しぶりの人たちと飲み会があり, 最近ジョギングしていることを話した. この「話した」ことがキッカケで 10km 走ることが できたのではないか? と思っている

real か virtual か fake かは別にして, 人とのコミュニケーションによって エネルギを蓄積する. そしてそのエネルギを消費し, またコミュニケートすることで 正のフィードバックループを回す. そんなことを意識していこうと思っている

0 件のコメント: