2010年5月15日土曜日

「日本辺境論」 (内田樹, 新潮新書) 読了

ここではないどこかに絶対的価値体があり, そこからの距離の意識で思考や行動が規定されている「辺境人」として日本人を捉え, その行動や思考パターン, コミュニケーションなどを論じた本. 筆者が冒頭で述べているように本書の構成はいまいち体系立ってない部分もあるが, 書かれていることはイチイチ腑に落ちた

一番興味深かったのは, 辺境人は己の未熟さを中心からの距離感で説明してしまう (とても中心には到達できないというある種の遠慮) ので, 未熟でも OK という気分になり, それが道を極めるという精神と対立してしまうという指摘だ. そういった矛盾は場面場面で都合良く解釈を変えれば乗り越えられると私は思うのだが, 本当に真剣に考えるとそうもいかないのかもしれない

養老先生の受け売りと書いてあったが, 日本語とマンガの関係も面白かった. 漢字とかな文字は脳内の別々の場所で処理されており, 日本人はそういうハイブリッドな処理に慣れているので, マンガという表現 (絵と言葉のハイブリッド表現) を進化・発達させられたという指摘は, じゃあ他の表現 (絵, 音楽, etc) ではどうなんだろう? という興味が湧いた

2010年5月9日日曜日

「怪 vol.0028」 (カドカワムック 327) 読了

全部を読んだわけじゃないけど, 特集をつまみ食いして, 京極と大塚を読んで, ひとまず読了ということで. 京極の話は, 今回は割とあっさりと読むことができた

季節はこれから夏に向かうので, そろそろ「怪」の新刊か? と思い, サイトにアクセスしてみたら, 化け大倶楽部 という SNS サイトに変わっていた. 何らかの転機が訪れたのか?

2010年5月8日土曜日

プリズム (口笛)

NHK で放送していたアニメ「電脳コイル」のオープニングテーマ「プリズム」の口笛演奏です. 録音して客観的に聞くと, 音程が少し不安定に聞こえてくるのは, 自分に自信が無いことの表れか? 今後も精進します

2010年5月4日火曜日

アボカド伸び悩み

アボカドが, あまり成長していない

葉の枚数も増えないし, 背丈もあまり伸びていない. でも先端には今後の成長の気配が感じられる. 気温が上がれば, 大きくなるのか? それとも鉢のサイズ的に限界なのか?

青インク交換

MUJI の中性ゲルインキボールペン (青) のインクを交換

2010 年 1 月 10 日に交換し, 同年 4 月 25 日まで使用. 2 月が 28 日しか無かったことを考えると, 今回はいつもよりも長持ち (→書いていない) した

連休期間の会員 1 割引を利用して, 次の青インキを購入しておいた

「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由」 (妹尾堅一郎, ダイヤモンド社) 読了

タイトルが本書の内容を物語っているが, 技術開発力はあるはずの日本が事業面で他国 (欧米, 韓国・台湾など) に負けているんだろうか? という観点で, 課題の整理と筆者の主張をまとめた本. 以前は発明 (インベンション, 技術開発) が事業に直結していたから, 愚直に技術や品質を磨いていれば商売もうまくいっていた. でも今は, 発明と普及 (ディフュージョン) のスピードが問われており, 両者をスピーディにこなし, さらに急所を知財で押さえていく必要があり, 普及と知財の面で日本が負けているとしている. 事業戦略を練る上で, 何をどのように考えなければならないかということが分かりやすくまとまっており, 頭の整理に良い本だと思う

「技術で勝れば勝てる」「商品が良ければ売れる」というのは間違っていないが, (筆者の例で言えば) そういうホームランを狙うのではなく, ヒットの積み重ねでも着実に点を取れる戦略を描くことが大事である. またスピードも重要になっている今日では, 技術開発の協業・製品製造の分業を通じて, 速やかに普及させていく必要がある. この時に, 自分が急所を握れるような状況を如何に戦略的に作り出すか, そしてその戦略を時系列的にどのように変化・最適化していくかということを考えなければならないという思いを新たにした

またアップルの例 (iPod や iPhone は, iTunes のためのデバイスという位置付け) を考えると, プロダクトはサービスに従属するといえる. また製造・販売などのプロセスは, 当然ながらプロダクトに従属している. ユーザが手にするものは究極的にはサービスであり, サービスが上位概念で, その下位にプロダクトがあり, さらにその下位にプロセスがある. 私自身は仕事でプロセスを担当しているので, 2 階層上のサービスからは少し距離があり, サービス視点でのプロセスの位置付けがややもするとぼやけがちになる. それではダメなので, サービス実現のために私のプロセスが何を担っているのか? ということを明確にしていきたい (当たり前の感想っぽくなってしまった)

2010年5月2日日曜日

えこ帳

製造業にぶら下がっている私の会社では, 家庭からの CO2 排出を減らしていくため, 従業員の家庭のエネルギ使用量 (電気, ガス, 水道, ガソリン) と CO2 排出量を集計している. 昨年度までは会社独自の Excel ファイルで集計していたのだが, 今年から 我が家の環境大臣 というページの「えこ帳」を使うことになった. なので, 私もアカウントを作ってみた

莫大な量のデータが集まるサイトなので, たとえ国の運営であっても「セキュリティ面とか大丈夫か?」と疑い, Gmail で新たにメールアドレスを取得し, それでアカウントを作成した. 今月のデータを入力してみると, 同じような家族構成の平均値と比較することができるので, 例えば電気はあまり使ってないけど, その分ガスは使っているかな? というようなことが分かる

ちまちまと続けていきたい

奈良マラソン 2010

詳細がイマイチ伝わってこなかった 奈良マラソン の詳細が公開されていた. コース, エントリ方法, 参加資格, 定員などが出ている

5km or 10km に出場したいが, 12/5 (Sun) という半年以上も先の日程を, 私は今から fix できるのか? 秋~冬に受験したいと思っている試験がぶつかりそうな恐れあり :-p

転がるボール by Phun

いろんな方法で, 転がるボールの運動を 1 つ上の階のボールに伝えていくもの. 回転で運動を伝えるのは比較的容易なのだが, 摩擦で伝えるもの (右側の上段・中段) はセッティングが難しく, 試行によって動きが変わったりすることもあった (解像度によって計算の精度を変えているのか?). 現実の世界でも, 摩擦による運動のコントロールは難しいということを実感させられる

連休中の Phun は, これで一旦止めにしないと, 本当に連休が Phun で埋め尽くされてしまう… (^^;

「容疑者 X の献身」 on TV

昨年末に録画していたものを視聴. 弁当屋で生計を立てている母と娘の住むアパートに, 元 (?) 夫が現れる. 両者は口論となり, 母と娘は勢いで夫を殺してしまう. 隣に住む数学教師が物音を聞きつけて殺人を知り, 母と娘を助けるために策を練る. 原作にほぼ忠実な仕上がり. 従来のガリレオシリーズは理系なトリックがメインだったが, 「容疑者 X の献身」ではそうではなく, 数学教師 vs 湯川の頭脳戦 + 数学教師の内面の変化が話の中心に据えられている. 原作同様, 良い話であった