2009年12月23日水曜日

「箱男」 (安部公房, 新潮文庫) 読了

ダンボール箱を頭からすっぽり被り, 前に穿った窓から半透明のビニール越しに世間を見る. ある日, 病院内に贋箱男が現れ, どっちの箱男が自分なのか混乱する. 粗筋を書いてみるとすごく分かりにくく, 実際のストーリィも分かりにくいのだが, ちょっと違う雰囲気に浸れる話であった

結局, 誰が箱男で, 箱男は何がしたかったのだろう…

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