2010年6月6日日曜日

「カレワラ物語 - フィンランドの神々」 (小泉保, 岩波少年文庫 587)

フィンランドの叙事詩「カレワラ」を物語風に翻訳・編集した本. 叙事詩の体裁を保った翻訳本もあるのだが, なかなか内容が難しくて読み進められなかったので, こっちを読むことにした. 歌でものが作り出される世界の中で登場人物達の活動が生き生きと描かれており, 面白かった

老ワイナミョイネンは結局のところ結婚することができず, 残念. 鍛冶のイルマリネンが作り出した, 富を生み出す「サンポ」という器械. 皆が夢中になる器械であることは分かったが, それがどんなものなのかはよく分からなかった

そのうち, 叙事詩の体裁を保った翻訳にもチャレンジしたい. あとシベリウスの音楽も

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