下鴨幽水荘の四畳半に住む「私」が, 憧れの「薔薇色のキャンパスライフ」を求めて過ごした 2 年間を振り返る話が 4 つ. 荒唐無稽な話だが, 考えの方向性としては納得できる部分もあり, 一部は共感して楽しめたのは, 筆者が現役の大学院生だからか
アニメ版を見つつ本を読んだのだが, 話の切り方・見せ方はアニメ版のほうが好きだ. 原作にある話の入れ子構造は, 私にとっては書き散らかしたように見えてしまった. ただ, こういう話の素を発想できるのはすごいと思う. 日本ファンタジーノベル大賞を受賞した人なので, この作者の本を少し読んでみたい
0 件のコメント:
コメントを投稿