大学のクラブの後輩の女性と仲良くなるために, 必死で外堀を埋め続ける私. 彼女は京都の街を飲み歩き, 古本市に行き, 学園祭に行き, 病人を見舞う. その彼女との距離を少しでも縮めるために奮闘する私と, 周囲のユニークな人々とのやり取りが, すっきりと描かれている. 「太陽の塔」よりも分かりやすく, 「四畳半神話体系」よりもあっさりと していて, 良いストーリィだと思った
樋口さんは, 地に足をつけた生き方をしていないから, 空を飛ぶことができる. なるほどなぁと思ってしまった :-)
おたより, お待ちしています
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