2012年2月11日土曜日

「眼球綺譚」 (綾辻行人, 集英社文庫) 読了

TV で「Another」のアニメ版を見ているが, 原作者はどんな人なんだろうと 思って, ひとまず読んでみた. ホラーまっしぐらという短編集

強いて言えば, 理屈っぽい「特別料理」がホラーとして良かったと思う

また「眼球」への拘りは, 「Another」の登場人物の 1 人が義眼であるとか, アニメ版「Another」のオープニング映像とかに受け継がれていると思う

なお解説で, 「新本格」というラベルが京極夏彦の登場以降は実質的には 意味はなくなったと思うと書いてあるが, これは, 京極夏彦が, 「新本格」 (論理性を重視するミステリ) と雰囲気を重視するミステリを両立したと いうことを意味しているのであろうか?

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