2008年11月30日日曜日

「τになるまで待って」 (森博嗣, 講談社 NOVELS) 読了

超能力者の神居とその信者が住む人里離れた屋敷で, 殺人事件が起こる. 屋敷の扉はあかなくなり, 屋敷の中の人々は外へ出られなくなる. 神居と信者が事件の直前に聞いていたラジオドラマのタイトルが「τになるまで待って」だった

舞台装置が大袈裟な割に, ストーリィがあっさりしていると感じたのは, 殺人の手段が明らかになっても, その理由が不明なままだからか? 四季との関係が強く示唆され, 今後が楽しみ. そういう点で, 前後の作品を繋ぐような話だったと思った

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