ディオクレティアヌスは, ローマの現状 (広い国土と, いたるところでの蛮族の侵入) と自己の力 (軍事はイマイチ) を 冷静に判断した上で, 自分を含めて最初は 2 人, そして最終的には 4 人の皇帝を任命し, それぞれに担当領域を決めて 帝国を維持しようとする. それはそれで成功するのだが, それの副作用として徐々にローマが衰亡へと向かうようになる
現状から「変える」ことには, 必ずプラスの面とマイナスの面がある. ローマ帝国に平和をもたらし, また長期の安定を 狙ってディオクレティアヌスは様々な施策を打つのだが, 後世から見ると, より長期の視点からはマイナス面も目立つという のは, 運命の皮肉みたいなものを感じる
※ 34 巻も読んでいるのだが, ここに感想を書いていないことに気付いた :-) まぁ, よしとして, 先に進みます
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