2008年10月24日金曜日

「獣たちの夜」 (押井守, 富士見書房) 読了

1960 年代, 高校生活動家の零がデモの帰りに見たものは, 血の付いた日本刀を持つ女子高生と, そこに転がる死体. 一方で過激さで知られる SR 派と呼ばれるグループのメンバが次々に姿を消すが, 姿を消す前に彼が通う高校に必ず女子学生が転校してきていて, その女子学生は零が見た女子高生と同一人物らしかった. 零の学校にも SR 派のメンバが 1 人おり, その女子高生が零の学校に転校してきた. 零の友人を救うために, 零たちが活動を開始する

高校生の日常の明るさと, 死体の埋葬法や狩猟仮説 (狩猟活動がヒトを進化させたという学説) に関して延々と続く説明が, 押井らしかった

0 件のコメント: