2009年6月14日日曜日

3/2 vs 2^(7/12)

今, 「響きの考古学」 (藤枝守, 平凡社ライブラリー) を読んでいる. 読み終わったら感想を書くつもりだけど, 音の高さ (周波数) の違いを言葉だけで説明されても実感がわかないので, 実際に音を作ってみた. 音だけでは寂しいので, ポンチ絵もプラスして動画にした. 動画を Blogger に載せるとどうなるのだろうか? というテストも兼ねて, こうして書いてみる

基準の音を 440Hz の「ラ (A)」とする. 5 度上の「ミ (E)」は, 12 音平均律の場合は 440Hz × 2^(7/12) = 659.255Hz. 一方, ピタゴラスの音律では 440Hz × (3/2) = 660Hz になる. これと, もう 1 オクターブ上の「ラ (A)」, 880Hz を組み合わせて和音にしてみた

これを何度も聞き比べたけど, はっきり言って聞き分けられない. 私の耳は, その程度か :-)

ちなみに音データの作成は, ネットの情報を参考に自作した C 言語のプログラムで各周波数の raw データ (16bit, 符号付き, サンプリングレート 44100Hz) を作成し, SoX で和音にして wav に変換. 画像は tgif で作成. 音と画像の合成には, TrakAxPC を使用. 12 音平均律の場合に音が変になるときがあったので, そのトラックだけクオリティを上げた (それでもイマイチな感じがする). このあたりも, いつかまとめておきたい

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