2010年1月17日日曜日

「町長選挙」 (奥田英朗, 文藝春秋) 読了

神経科医・伊良部先生の第 3 段. いつまでも現役いなければという意識が強い人, 自分のスピードに周囲がついてこれずにイライラする人, 若さに執着する人, 2 つの勢力の板ばさみに合う人が主人公. 最後の話で本のタイトルにもなっている「町長選挙」は, 1 人の人間だけを治癒するのではなく, 結果的に選挙に疲れた大勢を癒したという点で, それ以外の話とは違った味わいがあった

自分のこだわり, 他人の視線を意識するのは大事だけど, それに固執すると疲れるよ, ということか

0 件のコメント: