工業英検 1 級の 1 次試験を受けてきた. 大阪会場は, 70 〜 80 人程度の受験者だった. 各問題に対する私の感想は, 次の通り
- 和訳. 化学物質が体にいろんな影響を及ぼすという文章. 文章自体はそれほど 難しくないけど, 単語 (腎臓とか肝臓とか) が難しくて時間がかかった
- 長文要約 1. 効率的な水の電気分解の方法が開発されて, それが太陽や風力を使った 分散型発電のエネルギ貯蔵に使えそうという話. いろいろ考えて要約したのだが, 結局はざっくりとした英文になってしまった
- 2 文を繋げる. 3 問とも, 似たような構造の文章で, 一見すると順接か逆接で繋げば 繋がりそうだった. 少し考えたけど, シンプルに繋げば良かったのかもしれない
- 長文要約 2. 量子力学に関する文章で, 話題自体が難しい. 全体を見たつもりだが, 結果的に部分抽出で要約してしまった
- 簡潔な文章化. エクササイズにはいろいろ良いことがあるという文章. 同じような 構造の文章が続いたので, 文章をまたいで簡素化することもできたと思うが, それをする勇気はなかった :-p. 簡素化の技を駆使するような英文ではなく, 単にくどいだけの文章だったように思う
- 和文英訳 1. 音は横波ではなく, 縦波だよという文章. 「空気分子」なる単語が, そもそも正しいのか, 少し悩んでしまった. 「空気を構成する気体分子のことだろうなぁ」と 意を汲んで, そのまま air molecules としたが, 良かったか? 「横波」, 「縦波」が そのまま和英辞典に出ていて, 助かった
- 和文英訳 2. (c) を選択. モバイル機器のバッテリ残量表示は正確さが大切という文章. 「残量」の英語表現に苦しんだ. the amount of battery remaining in mobile equipment とか, rest quantity of battery とか書いてみたが, 怪しさがにじみ出ている
「今年は『はやぶさ』が出題されるだろう」というヤマは外れた :-p
2 問目の長文要約以外を終えたところで, 残り 35min. 過去問を繰り返し解いた成果は 一応出ていて, 問題を解くスピードと英文を書くスピードは速くなったと思う. 長文要約を じっくり考えて, 残り 10min. 後は文章自体を見直して, 単数複数や冠詞のミスを修正して time up
昨年の実績で言うと, 2 週間以内に結果が到着. ドキドキして待ちます
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