蓮実の行動に不審をもった生徒たちが蓮実のことを調べだすが, 蓮実に殺されてしまう. そんな中, 文化祭の準備でクラス全員が学校に集まった夜, 生徒の不信感をどうしようも できなくなったとき, 蓮実は point of no return を越えていく
慌てる生徒と冷静な蓮実のコントラストが不気味さを増長させていた. 最後に残った 希望も, 蓮実がスタートさせた次のゲームによって恐怖に変わってしまう. 読み始めたら 止まらない, ひきつけられるストーリィではあったけど, 前半の緻密さに対して 後半はちょっと大味だったかなと思う. ともあれ, 第 1 回・ 山田風太郎賞 受賞と いうことで, めでたい
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