2009年4月1日水曜日

「凡人として生きるということ」 (押井守, 幻冬舎新書)

押井が, 自分の経験を通じて体得した, 「自由」や「格差」といったことに対する考えをまとめた本. 自分の価値観に従って生きるということや, 社会や他人と関わって生きてこそ自由 (or 自在) なのだということが書かれており, 中身が濃い本だと思う

映画監督である押井は, 映画を通じて何かを表現しようとしている. そこから何を感じるか, そこから何を得られるかという点で, 彼の映画は我々に突き付けられた挑戦状なのである. 私のこの文章も, 彼の「本」という表現による挑戦状に対する回答のつもりなのだが, 拙いなぁ…

昨夏の「スカイ・クロラ」の DVD のレンタル & 販売が開始されている. 私は今一歩のところで, 再度見たいという欲と戦っているところである

0 件のコメント: