2009年4月27日月曜日

「エッジ (下)」 (鈴木光司, 角川) 読了

冴子の父の失踪や高遠の一家 4 人の失踪の真相が明らかになり, 物理の枠組が狂ったこの世の先の姿が提示される. 真相へ到達する道程が少し粗っぽい気もするが, 「ループ」にも現れている筆者の生命観と生命や人類の進化の謎をリンクさせたストーリィは, 壮大で凄かった

上巻にあった筆者の言葉を真似すると, 本書で扱われていた相転移, 私が最近再び興味を持ち出したフラクタル, 今年の 4/23 の日経新聞の「経済教室」のシンクロニシティに, ちょっと感動気味. でも, 直観は信じたほうが良いんですよね?

映画化するなら, 2012 年冬の公開ということでいかがでしょうか?

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