ここ十年くらいで急成長し, DRAM や液晶パネルで世界シェア 1 位となったサムスンの, 急成長の理由, 日本企業との違い, 日本企業の採るべき方策などがまとめられた本. サムスンを持ち上げる一方で, 日本企業の評価が感情的になっているきらいはあるが, サムスンという会社をざっくり掴むためには良い本だと思う
本書によれば, サムスンの成長の理由は (1) トップの素早く適切な判断とリスクテイク, (2) 在位期間の長いトップによる大局観に基づいた継続性のある施策, (3) 人材育成, ということになろうか? 考えるべき事をよく考え, 時機を逃さずに着手するという, 結果論的には至極真っ当なことが大事ということだと感じた. 一従業員として私がすべきなのは, 会社やトップの方針を素直に (解釈を曲げずに) 受け止めるとともに, 自らも大局観を持ち, それに適した行動をとることだと感じた
次のケータイ, サムスン製にしてみようかと
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