2011年1月3日月曜日

「走ることについて語るときに僕の語ること」 (村上春樹, 文藝春秋) 読了

タイトル通り, 村上春樹がフルマラソンやトライアスロンに向けての トレーニングや大会に際して考えたことを書き綴った内容. 長距離の スポーツを通して, 村上春樹の仕事観・人生観などが見えてきて, 面白かった

村上春樹は, 本書の中で, 小説家に必要なのは, 才能・集中力・持続力と 言い切っている. 私は小説家ではなくサラリーマンであるわけなのだが, 多分, 「才能・集中力・持続力」は必要だろう. 才能は別にしても, 後天的な要因の大きい「集中力・持続力」をどれだけ磨いているだろうか? と, 新年早々反省してしまう

長距離走に限らず何事に対しても, やめてしまう理由はたくさんあるにもかかわらず, 続ける理由はほんの少ししかない. その本の少しの理由をいかに磨き続けていけるかが, 成長のポイントなのだ. 走ることにしても, 仕事にしても

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