隣国サンガル王国の「新王即位ノ儀」に出席するため, チャグム皇太子と星読博士シュガがサンガル王国を訪れる. しかしサンガル王国では国をゆるがす陰謀が進められていて, チャグムらも次第に巻き込まれていく
王国の体制とそれが内包する不安定さは, 「闇の守り人」カンバル王国でも描かれていたが, それとは別の種類のものが「虚空の旅人」サンガル王国にはあり, これでもかというくらいの策のやりとりに, 作者の考えの深さを感じ驚いた. これまでは山の話だったが, 今回のような海の話も解放感があって良い
次の文庫本が出るのは, 1 年後かな?
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