2008年9月28日日曜日

「怪 vol.0025」 (角川ムック) 読了

今号の特集は, 神楽. 全国各地の神楽の紹介が正攻法で, (私はあまり興味は無いのだが :-) 雑誌の特集としてはいい感じ. あと, この冬に公開される鬼太郎の映画に連動して, 妖怪四十七士に関する記事も. 各都道府県別に, 四十七士候補として 3 人ずつの妖怪が紹介されている. 「砂かけ婆って, 奈良県の妖怪だったんだぁ」という新発見がある一方, 京極らの座談会で指摘されているように「妖怪を今の都道府県で区切る」ことの難しさも垣間見える. 福島の「安達ヶ原の鬼婆」は, 小学校の頃に史料館を見に行ったことがあるのだが, 今では 安達ヶ原ふるさと村 というのができていて, 鬼婆も「バッピーちゃん」なんていうゆるキャラ (?) になっている

京極の小説は, 割と普通な感じ. 同様な話は, 良い焼き物を作るためというような文脈で聞いたことがある

今号の発売は, 前号発売から約半年後. 果して次号はいつか?

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